寝心地への投資、最高560万
睡眠の質が大事だととみに感じるこの頃。通販番組のマットレスについ見入ってしまったり。そんななか、米国からとんでもない黒船が来襲。高級デパート「ブルーミングデールズ」のプライベートブランドとしてスタートしたクラフトである。馬の尾の毛、ウール、コットン、カシミヤなどの高級天然素材を幾層にも重ね、熟練した職人の手により生まれるマットレス。そのコレクションは「ロイヤルソヴリン」(70万〜130万円)、「シグニチャー」(160万〜250万円・上の写真)、「ビヨンドラグジュアリー」(400万〜560万円)の3つに分けられる。すべてベッドフレームとのセット価格。創業者アール・S・クラフトが目指した「究極の眠り」をぜひ体感……してみたい!
紙ってる(?)着心地への投資、計3万3000円
①「ゴールドウイン」のシャツ ②「キャプテン サンシャイン」のカットソー紙糸って濡れたらアウト? 否、紙繊維は通気性、吸放湿性、軽量性に優れる素材で、洗濯にも耐えうる強度を備えている。昨今は撚糸技術も進んでおり、その長所を反映するべく、衣服に積極的に採用され始めているのだ。とはいえ、大事にしたいお洒落感。両得している2アイテムがありまっせ、旦那。左は、コットンを約50%混紡し強度を高めたシャンブレーシャツ。肌触りはコットンに遜色なく、長時間着れば紙の通気性の良さを感じられるはず。右は、和紙100%のポケT。ドライにして軽量、もちろんチクついたりなどしない。ともに初夏に向けて活躍必至の一着。今年の流行語も「紙ってる」か⁉
ちょっと一息への投資、計2100円
「北見ハッカ フォー サロン アダム エ ロペ」のミントアイテム昭和の匂いがするレトロなパッケージ。サロン アダム エ ロペがこのたびコラボしたのは、知る人ぞ知る北見ハッカ通商だ。かつて北海道は、世界市場の70%もの天然ハッカ油の生産量を誇っていたが、戦後を境に市場は衰退。同社はこの文化を守るために起業した背景を持つ。天然ハッカ油は医薬品から飲料まではさまざまな分野で利用されている。スーッとした香りはリラックス効果抜群だ。この出会いを機会に、安心な天然ハッカの効能に改めて注目したいと思う次第。
しめて、トータル563万5100円也。これで24時間365日、極楽ライフが待っているなら、意外とこの投資はアリなんじゃない?