PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
JIMMY CHOO -ジミー チュウ-
新しい季節を華やかに彩る、プレミアムブランドの新しいアイテム。
デイリースタイルにそれをどう取り入れるか。37.5歳からの、私服とジミー・チュウ。
シューレースを排し、スリッポンの快適さを手に入れたスエードスニーカー「ブライアン」。ウイングチップのパーフォレーションにはシルバーのスタッズが施され、ブランドのらしさであるロックテイストを醸し出す。デニムライクなカラーリングは爽やかで、迎える春にぴったりだ。
外出時に必ず持つことになる鍵。そこに付けるキーホルダーをスペシャルにすれば、日常が少し豊かになる。例えば、肉厚なカウレザーに、大小の星形スタッズをあしらったこんなのはどうだろうか?
「ボヘミアン」や「折衷主義者」といった今季テーマを体現する3-WAYのレザーバッグ「ガブリエル」。1本で構成されるバックパックのハーネスは、伸ばせばショルダーストラップになり、外せばバッグはトートに変身する。そんな機能派を飾るのは、ジッププルに配したスタッズと、随所に入った青いパイピングだけ。そのストイックさがまた、格好いいのだ。
定番トート「ピムリコ」を若干サイズアップし、今季限定のマルチスタッズで彩った新作。ラフに入った大ぶりのシボとともにハードな男らしさが目を引くが、実は背面にスタッズは打ち込まれていない。この抜き差し具合から感じ取るジミー チュウのバランス感覚。大人にウケる理由はここにある。
「エリック」と名付けられたアンクルブーツは、履き口に職人の手仕事によるフリンジが付く。それが揺れるたびに湧き立つエスニックなムードは、はき込んだデニムをより味わい深くしてくれる。端整なフォルムとキメ細かいドライスエードによるエレガンスはキープしながらも。
クルマを停めて、ふと外したサングラスは、スキー用のゴーグルとして一世を風靡したカレラ社との共作。フレームとテンプルの内側にはカモフラージュ柄が描き出されている。
ブルーデニムとスタッズベルト。これほど相性のいいものはない。ブラックレザーにミニスタッズを配した一本を愛用のデニムに。それだけでいつもと違った高揚感に包まれる。
小さな変化が大きな効果を生むのはよくあることだ。たとえばこの2つもしかり。スペインに起源を持ち、庶民の靴として広まったエスパドリーユは、アッパーに無数のスタッズを加えることで、がぜんモードな顔つきに。そして、ブランドの定番クラッチをコンパクトにした「デレク ミニ」は、アブストラクトなフラワーモチーフを纏うことで季節感を手に入れた。これらがいつもの格好に起こす大きな変化は、この写真が示すとおりだ。
細かなシボに渋い光沢、ボトムの角をカットした独特なフォルム。ブランド独自のサテンレザーを使ったロングウォレットは、こうした外見だけが魅力ではない。美しいコバ、丁寧な縫製、そして緻密な設計による豊富な収納など、イタリアの職人技もまた、使う者を虜にする。
ジミー チュウ03-5413-1150鈴木 新( go relax E more )=写真 菊池陽之介=スタイリング AMANO =ヘアメイク