できれば毎日履きたいスニーカー。でも、そう言ってられない日だって、大人には当然ある。そんなときには、スニーカー感覚な履き心地を味わうことができる革靴を選びたい。上品な顔付きで快適な歩行性を備えた、ハイブリッドな5足を紹介しよう。SOPHNET.
ソフネット
外羽根の短靴をベースにしながらシューレース&ホールをなくした、カーフレザーのスリッポンタイプ。タン部分は面ファスナーとゴム仕様で着脱がラクなうえ、履き口にはクッションを配し、おまけにクレープソールに。その極楽さたるや……。
GIORGIO ARMANI
ジョルジオ アルマーニ
アッパーには柔らかなスエード加工されたカーフスキンを、ソールには厚みをのある独自開発のラバーを採用。クッション性の高いインソールの効果もあり、疲れ知らずなタッセルローファーは、発色のいい赤で春らしいルックスに。
MAISON U
メゾンユー
光沢のあるレザーを使用したフルブローグのアッパーを支えるのは、オリジナルのエア&シャークソール。クラシックなデザインとテクノロジーが見事に融合したのは、2013年にデビューしたニューブランドの作。
DR. MARTENS
ドクターマーチン
ブランド独自の「バウンシングソール」を搭載した3ホールのプレーントウ。その名のとおり“弾む”ようなクッション性の高いソールは柔軟性と耐久性に富む。そのクオリティは、母国イギリスで“ポストマンシューズ”として活躍した歴史が証明してくれる。
COLE HAAN
コール ハーン
超軽量で快適な履き心地を追求する、オペレーションシステム「グランド.OS」を採用。ニット素材にレザーパーツの切り替えでサドルシューズを表現した本作は、アッパーを潰してコンパクトになるというパッカブル仕様。スニーカーと革靴のハイブリッド関係、ここまできたか。
スニーカーではいられない日も、スニーカー感覚な革靴で格好良く。気張らずセンス良く見せてくれる、そんな相棒もオッサンには必要だ。杉田裕一、蜂谷哲実=写真 松田有記=スタイリング