PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
HERMÈS -エルメス-
最上級&最先端のファッションとアナタの距離がグッと縮まるフォトストーリー。
毎月ワンブランドで作る3 7 . 5 歳に似合うプレミアム&デイリースタイル。
キメが細かく、しなやかで、しっとりとした質感。最上級のラムスキンを惜しげもなく使用したマホガニー色のブルゾンは、ひとたび袖を通せばその肌触りと、レザーとは思えないほどの軽い着心地で、着る者を魅了する。そして、エルメスが世界最高峰のレザーアイテムを生み出すメゾンであることに、深く納得できるはずだ。
ポロカラーやラグランスリーブ、袖のライン使い。スポーティなディテールが目を引く上品なカシミヤ混ニットは、今年のエルメスが掲げるコレクションテーマのひとつ「軽やかさ」を表現した一枚。ライトグレーやアイボリーといったカラーパレットが日焼けした肌によく映える。
職人が紡ぎ出す唯一無二のクラフトワークは、エルメスのクリエイションに欠かせない。シンプルなクルーネックのシルクニットに施されたタイダイ染めが、それを伝えてくれる。一点一点、職人によって丁寧に染められたその表情は、まるで抽象画のように美しい。
上までボタンを留めたコートにホワイトカラーのコットンリネンパンツ。ストイックにまとめたモノトーンスタイルを彩る唯一のアクセサリーは、コートのポケットと袖口のストラップに配した上品なレザーである。抑制を利かせたさりげない遊び心。そこに、メゾンのエスプリが宿る。
1920年代に飛行服として着用されていたのを始まりに、’70年代にファッションピースとして認知されたジャンプスーツ。それをコットンポプリンで仕立てたモードな一品はどう着こなすべきなのか。答えは色が持っている。OC世代のファッションの冒険は、ネイビーを味方につければうまくいく。
エルメスが生み出してきた数々の名作バッグ。その原点となるのが、3代目当主のエミール・エルメスが1892年、馬の鞍入れとして製作した「オータクロア」である。「ライム」と名付けられた黄色のカーフスキンが目を引くバッグは、その意匠を引き継いだ最新作。威厳あるルックスが、インナーにポロシャツを合わせたカジュアルセットアップの装いに華を添えている。
エルメスジャポン 03-3569-3300山本雄生=写真 葛西信博=スタイリング YOBOON =ヘアメイク