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2017.01.23

たべる

これぞオッサンの技ありアレンジめし!「里芋とイカの煮物」をコロッケにしたら絶品だった


年齢とともにファッションの嗜好が変わるように、食の好みも変わるもの。今回はOCEANS本誌看板モデルの三浦理志が、OC世代におススメしたい大人のコロッケの作り方を伝授。

主役は里芋とイカ。若い頃は何とも思わなかったけど、最近妙に旨いと感じるオッサン向け食材たちである。コロッケに欠かせないソースは、醤油と砂糖を使った甘じょっぱい煮物風。舌が成長してないガキンチョには分からない旨さ。のはずだが、揚げ物にすると子どもにも好評だからフシギである。

【今回のメニュー】
里芋とイカのコロッケ


【材料(2~3人分)】
◆コロッケ
里芋 500g
スルメイカ 1杯
玉ねぎ 1個
牛ひき肉 100g
バター 20g
塩 少々
コショウ 少々
醤油 大さじ1
小麦粉 適量
卵 1個
生パン粉 適量
◆ソース
牛脂 1かけ
酒 大さじ2
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ2
ハチミツ 小さじ1
サワークリーム 大さじ2

【作り方】
◆1
里芋をよく洗い、蒸して皮をむく。

三浦「里芋はシリコンスチーマーに入れてレンチンして蒸せば楽チン。600Wで10分間が目安。」

◆2
イカの下処理をする。わた、くちばし、目、軟骨を取り除き、ゲソの大きな吸盤を包丁で削ぎ落としたら、1cmぐらいのみじん切りにする。

三浦「イカはいっぱい入れたほうが絶対美味しい。ゲソのコリコリ食感も◎!」
◆3
弱火で熱したフライパンにバターを溶かし、みじん切りにした玉ねぎを中火で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、牛ひき肉と2のイカを加えてさらに炒め、軽く塩・コショウ(分量外)をする。

◆4
1を熱いうちにボウルに入れてマッシャーでつぶしたら、3を加える。さらに塩、コショウ、醤油を加えてよく混ぜ合わせておく。

◆5
ソースを作る。3で使ったフライパンを洗わずに、そのまま弱火で熱して牛脂を溶かし、酒、醤油、砂糖、ハチミツ、サワークリームを加えて煮詰める。
◆6
4を丸く成形する。

三浦「煮物をイメージして(!?)形も丸く。テニスボールよりやや小さめが目安。」
◆7
小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつける。


◆8
170度の油で揚げれば出来上がり。具材には火が通っているので、衣がキツネ色になればOK。5のソースをつけて召し上がれ!

完成! そして、いざ実食。

里芋のネバネバが効いて全体の一体感が生まれ、触感もしっとりなめらか。煮物風ソースには、牛脂とサワークリームのしっかりとしたコクが出ている。外はカリッ、中はふわっとクリーミーな、懐かしくも新しい煮物コロッケだ。
みんな、うまい、らくちん! の頭文字をとった「ミウラメシ」。こんな料理を家族にふるまえば、オトーチャンの株も上がるってものではないだろうか!
<三浦理志 プロフィール>

OCEANS本誌モデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。
三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング
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