肉の塊を大胆に使う男の料理教室。前回はポンドステーキだったが、今回はBBQだ!
男の料理といえば、カレーに丼もの、あるいはパスタなんかもそのラインナップに連なるが、やっぱりステーキをおいしく焼けることこそ、料理男子の勲章ではないだろうか。むしろ、ほかはさておきステーキだけはすっごくうまく焼ける、というのもカッコいい。アメリカ映画やドラマでよく見る、家族や仲間とのBBQでグリル前に陣取ってステーキ肉の塊を堂々と焼き上げるカッコいいオヤジの姿……アレだ。
そんな男に、俺もなりたい……!と、心密かに憧れている肉食系料理男子のために「アメリカン・ビーフ 男子ステーキ部」の「BBQで絶品ステーキ教室」開催が決定した。講師は、
前回に続きモデルのマーシーこと三浦理志さん。40回を越える
人気連載「ミウラメシ」でもお馴染み、オーシャンズの料理番長だ。講座概要と応募方法は後述するが、まずは、「アメリカ人とBBQとステーキ」について、もう少し考察を深めてみよう。ちょっとした豆知識が、BBQステーキマスターへの第一歩になるかもしれない。
アメリカ人は知っている! ステーキ肉の旨味を引き出すシーズニングとは?
アメリカのステーキ肉といえば、人気はやはりサーロイン。そして、赤身が多くジューシーなサーロインなら「アメリカン・ビーフ」だ。広大なアメリカの牧場でのびのびと過ごし、牧草に加えてトウモロコシなどの穀物飼料を食べて育つ。この穀物飼料が「アメリカン・ビーフ」のしっかりとした旨味の秘訣だ。だから塩コショウだけでも十分ウマイ。
しかし、そんなステーキ肉の旨味を一層引き立たせるために、本場アメリカでもスタンダードなのが、漬け込んだりスパイスをまぶしたりという「シーズニング」を施してから焼くこと。
シーズニング(seasoning)とは、調味料やスパイスなどのこと。料理の下味付けや風味付けに使われる。ステーキレストランなら十数種のスパイスや調味料を混ぜ合わせたオリジナルシーズニングを使っているし、家庭用には、スーパーに行けばステーキ用のシーズニングが各種ずらりと並んでいるという。日本では味噌汁の味は家ごとに違うというが、アメリカではこのステーキのシーズニングがそれぞれに個性を持った「我が家の味」なのかもしれない。
そんなシーズニングの技を使って、「アメリカン・ビーフ」のおいしさをぐっと引き立てる「絶品ステーキ」をBBQで焼いてみようではないか、というのが今回の講座のテーマなのだ。
夏の夜こそBBQでダイナミックにステーキを焼き、ガッツリ食らうべし!
そこで、講師のマーシーこと三浦理志さんが「ウマーシー!」なシーズニングステーキのレシピを考案。国内外を旅していろいろな料理と出会い、ときには料理人修行もしながら積み重ねた経験から生まれたレシピは、おいしいのはもちろん、誰にでもマネできるから、きっと参加者自身のレパートリーとして持ち帰ってもらえるはずだ。
会場は2017年のオープン以来、国内外から注目を集め続けているスタイリッシュホテル「TRUNK(HOTEL)」のテラススイート。マーシーと一緒に、テラスのBBQグリルでジュウウウッとステーキを焼き、夏の夜空の下で絶品ステーキをワイワイ味わおうではないか。あっ、肉はもちろん、上質な旨味たっぷりの「アメリカン・ビーフ」だ!
……さあ、こんな美味なるファンなイベントに、応募しない理由があろうか。肉食系料理男子よ、奮って参加されたし!
※募集は締め切らせていただきました。多数のご応募ありがとうございました。