Watchの群像劇 Vol.47
2021.04.11
WATCH

人気ブランドの代表集結! 群雄割拠のラグジュアリースポーツ時計6選

群雄割拠のラグジュアリースポーツ。その定義は幅広いが、SS素材のケースに一体型ブレスレットを備え、防水仕様が基本だろう。

インフォーマルなスタイルは着けるシーンを選ばない。

 

クロノグラフの魅力を凝縮し、さらに存在感が際立つ

着けるシーンを選ばない“群雄割拠”のラグジュアリースポーツ腕時計6選
SSケース、38mm幅、自動巻き。324万5000円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)

AUDEMARS PIGUET
オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク クロノグラフ

ラグジュアリースポーツウォッチのパイオニアとして燦然と輝く名作は、常に時代の感性を取り入れながらその魅力に磨きをかける。

手首のサイズに程よくフィットする38mm径は、全体のバランスを崩すことなく、凝縮したクロノグラフカウンターとより強調されたグランドタペストリーのパターンが力強く調和する。その存在感はタイムレスでありつつ、ジェンダーを超えて愛用できるモダニティを併せ持つ。

 

コンテンポラリーな魅力を増したラグスポの先駆

SSケース、41mm径、自動巻き。242万円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755

VACHERON CONSTANTIN
ヴァシュロン・コンスタンタン/オーヴァーシーズ・オートマティック

1996年に誕生した「オーヴァーシーズ」は、トラベラーを想定したスポーティなクラスウォッチとして高い人気を誇る。その前身となったのが、ラグジュアリースポーツが発祥した1970年代に登場した「222」だ。

SSケースに一体型ブレスレットを組み合わせ、防水性を備えたこのモデルこそ嚆矢であり、デザインにもその先進性を受け継ぐ。旅先でのアクティビティに応え、着脱の容易なブレスレットも機能的。これぞ現代のラグジュアリーだ。

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モデル名のSに込められた薄型の新たな可能性

6月発売予定。SSケース、43mm幅、自動巻き。200万2000円/ブルガリ(ブルガリ ジャパン 03-6362-0100)

BVLGARI
ブルガリ/オクトフィニッシモS クロノグラフ GMT ステンレススティール

昨年は6度目の最薄世界記録を樹立し、薄型のトップランナーとして君臨するブルガリ。その技術を余すことなく注ぎ、新たなラグジュアリースポーツを生み出した。

一昨年に発表したクロノグラフGMTをベースにねじ込み式リュウズを採用し、100m防水性能を達成。ケース厚も1.85mm増の8.75mmに抑えた。その装着感こそラグジュアリーであり、Sはスポーツと同時にソフィスティケートであることを教えてくれる。

 

先進性を今も伝えるラグジュアリースポーツの代表格

SSケース、42mm幅、自動巻き。141万9000円/ジラール・ペルゴ(ソーウインド ジャパン 03-5211-1791)

GIRARD-PERREGAUX
ジラール・ペルゴ/ロレアート 42mm

1970年代はラグジュアリースポーツの創成期であり、多くの名作が誕生した。そのひとつが「ロレアート」だ。

一体型ブレスレットや凝ったダイヤル装飾などラグジュアリースポーツを代表するスタイルを纏い、一躍ブランドアイコンとなった。2016年に初代デザインを復刻、以降レギュラーモデルとなり機能や素材など幅広いバリエーションを揃える。

ベーシックな3針はその歴史とともに、八角形ベゼルや美しいラグのカーブがより際立つ。

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多彩な都市のシーンを彩る腕元のインストゥルメント

SSケース、縦40×横40mm、自動巻き。60万5000円/ベル&ロス(ベル&ロス ジャパン 03-5977-7759)

BELL & ROSS
ベル&ロス/BR 05 グレー スティール

過酷な環境で使われるアヴィエーションウォッチの世界観をクリエイティブの原点とするベル&ロスにかかれば、ラグジュアリースポーツもこうなる。

四角と丸を融合したアイコニックなスタイルに、一体感あるデザインのブレスレットを装着。シャープでいて滑らか、力強さと美しさを両立する。多様化する都市のライフシーンに合わせて、アクティブかつエレガントに腕元を飾る。

 

スピード感溢れる流線形がマシンエイジを彷彿させる

SSケース、40mm幅、自動巻き。236万5000円/H.モーザー(エグゼス 03-6274-6120)

H.MOSER & CIE.
H.モーザー/ストリームライナー・センターセコンド

昨年発表されたクロノグラフに続き、早くも3針センターセコンドが登場した。モデル名の「ストリームライナー」は、1920〜’30年代のアメリカで起こったマシンエイジを象徴し、当時全盛だった流線形をモチーフにする。

滑らかなクッションケースのシェイプは、ラグを省いてそのまま一体型ブレスレットへと連なり、美しいグリーンのフュメダイヤルもどこかフューチャーレトロを感じさせる。時代を超越したスタイルもブランドらしい。

 

※本文中における素材の略称:SS=ステンレススチール

柴田 充=文

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