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2020.11.30

時計

38mm径以下のパテック、オメガ、ブライトリング。男に“丁度いい”時計はレディスにあり!

かつてボーイズサイズの時計をするのが流行ったことがあるけれど、あれは、あえて“小さい”傑作モデルをすることで、日本人の体格に合わせたり、人とちょっと違うイメージを出せるのが魅力だった。
それと同じ目線で今、時計ブランドのラインナップを見渡すと……レディスとして展開するなかに、いい感じのモデルがあるじゃない! 顔ぶれはノーチラス、スピマス、クロノマット。
男好きな時計の三傑が小ぶりになって勢揃い。さぁ、ご対面!
 

1.パテック フィリップ
レディス・オートマチック・ノーチラス

「レディス・オートマチック・ノーチラス Ref.7118/1A」SSケース、35.2mm径(10時-4時方向)、自動巻き、299万円/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン 03-3255-8109)

メンズにはない、6時位置の日付カレンダー

パテック フィリップ初のスポーツウォッチとして1976年に誕生した「ノーチラス」。ファーストモデル Ref.3700/1Aから始まる歴代モデルを振り返ると、これまで数多くの派生モデルが登場してきたことがよくわかる。
2015年にファミリーに加わったレディスモデルであるRef.7118/1 は、ノーチラスの進化を語るうえでも見逃せない1本だ。
ケース径40mm(10時-4時方向)のスタンダードなRef.5711/1に対し、Ref.7118/1は35.2mmとかなりコンパクトに映るが、大ぶりのメンズウォッチが苦手だと思う人ならむしろ程良いサイズに感じられるため、流行りのシェアウォッチにも適している。
文字盤に目を向けると、針やインデックスの形状がメンズモデルとは明らかに違う。
ノーチラスでは唯一の6時位置に日付カレンダーを配したレイアウトは、このモデルの個性だと言ってもいいだろう。
断然イチ押しは、初代ノーチラスの伝統を受け継いだブルーダイヤルとステンレス製ケース&ブレスレットを併せ持つRef.7118/1A。パートナーとシェアすれば、メンズモデル以上にマルチな活躍を期待できるかもしれない。


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