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2020.07.08

時計

ネイビーのTUDOR(チューダー)は特別な意味を持つ。新作が継承したブランドの歴史

「丘ダイバーのためのダイバーズウォッチ」とは……
日本語で濃紺と訳されるネイビーブルー。海を愛する人間にとって、水面の青と深海の黒のちょうど間を表現するこの色には、特別な想いがあるはずだ。
しかし、チューダーの「ブラックベイ フィフティ-エイト」から7月1日に発売された新作の“ネイビーブルーモデル”には、それ以上の深い意味が込められている。
「ブラックベイ フィフティ-エイト」SSケース、39mm径、200m防水、ファブリックストラップ 33万2000円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)
チューダーのフラッグシップモデル「ブラックベイ」。その中の小径モデルである「フィフティ-エイト」は、本格ダイバーズの中では珍しい39mmという小ぶりなサイズが人気を博している。
今回この「ブラックベイ フィフティ-エイト」に採用されたネイビーブルーは、チューダーにとっても特別な意味を持つ色なのだ。
1969 年、チューダーはブランドで初めてブルーのダイヤルとベゼルを備えたダイバーズウォッチを発表し瞬く間に人気のモデルとなった。その後、チューダーのそのほかのスポーツウォッチモデルにも次々とブルーを採用し、その引き込まれるような独特の青は“チューダー ブルー”として世間に広く知られるようになる。
また 1970 年代、フランス海軍に採用されチューダーにとってエポックな存在であったダイバーズウォッチも、同様にブルーのカラーを採用していた。
左がSSブレスレットモデル 36万3000円。右がファブリックストラップモデル 33万2000円/ともにチューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)
「ブラックベイ フィフティ-エイト」のネイビーブルーモデルは、これらのチューダーにとって歴史的なモデルたちの伝統を受け継ぐモデルなのだ。
さらに今作の特別仕様が、「“ソフトタッチ”ストラップ」という新たなレザーストラップが用意されていること。実用性が高くアニマルフリーな素材であるシンセティックレザーを採用し、ベルト表面は若干毛羽立ったスエードのように仕上げられている。柔らかで着け心地が良く、深みのあるネイビーブルーは、夏の装いにもよく似合う。“ソフトタッチ”ストラップモデル 33万2000円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)
海を愛する男にとって、そしてチューダーにとって深い意味を持つ「ブラックベイ フィフティ-エイト」の新たな“ネイビーブルーモデル”。夏のTシャツスタイルに“深み”を持たせるには、恰好のダイバーズウォッチだと言えるだろう。
 
[問い合わせ]
日本ロレックス / チューダー
03-3216-5671
「丘ダイバーのためのダイバーズウォッチ」とは……
ダイバーでなくとも、ダイバーズウォッチは好きでいい。だって、問答無用に格好いいのだから。しかし、知識までも“丘ダイバー”にならないよう、知るべきことは知っておこう。ダイバーズウォッチの深〜い世界に、潜水開始。上に戻る
※本文中における素材の略称は以下のとおり。SS=ステンレススチール


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