OCEANS

SHARE

2020.02.24

時計

ブレゲ、ブライトリング、カルティエ…… 周年を大義名分に購入したい傑作時計

欲しいとて、おいそれと買えない腕時計。背中を押す大義名分があればなぁ。ならば、アニバーサリー買いはどうか。自らの節目に時計の節目を迎え入れ、“周年記念”とともに祝うのだ。
2020年代に周年を迎える傑作時計をピックアップ。まずは、2020年~2024年まで。後半は、また改めて紹介するのでお楽しみに。
 

2020年に誕生30周年
「ブレゲ」のマリーン 5517

「ブレゲ」のマリーン 5517
チタンケース、40mm径、自動巻き。216万円/ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211
ブランドの祖である伝説的時計師、アブラアン-ルイ・ブレゲと深い関わりのある航海用時計、マリン・クロノメーターの流れを汲んだスポーツウォッチ「マリーン」が登場したのは、1990年。
ローマ数字やアレンジの効いたブレゲ針でクラシカルな雰囲気を残しつつ、本作においては耐腐食性の高いチタンケースを採用し、海時計としてのクオリティも向上している。
 

2021年に誕生90周年
「ジャガー・ルクルト」のレベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンド

「ジャガー・ルクルト」のレベルソ・クラシック・ミディアム・スモールセコンド
SSケース、縦42.9×横25.5mm、手巻き。62万6000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833
反転ケースを持つ角形の名作を検討しているなら、卒寿を迎える来年は狙い目。発表当時のアール・デコ様式に則ったデザインをベースに、時代に応じた変化を絶えず加えている点も見逃せない。
2017年にサイズ変更を加えた本作は、スモールセコンドを備えた手巻き式。向こう90年飽きることはないだろう。息長く進化する決心があるなら、この時計に託してみる? 


2/2

次の記事を読み込んでいます。