見た目の透け感。これは、夏において結構まじめに大事だったりする。ざっくりしたサマーニットやフレスコ織りのネクタイなどは、まさにそう。
スケルトン仕様は風を通すわけではないけれど、覗き込むとホラ、涼しげでしょ?
HUBLOT
ウブロ/アエロ・フュージョン クロノグラフ チタニウム
見た目のヌケ感と着用時の軽量感は、夏素材のごとし
腕時計 チタンケース、45mm幅、自動巻き。160万円/ウブロ 03-5635-7055、シャツ2万3874円/キング アンド タックフィールド(マッチズファッションドットコム 0800-919-1268)、パンツ3万9000円/ウィーウィル(ウィーウィル ギンザ 03-6264-4447)「ビッグ・バン」と双璧をなすブランドを象徴するコレクションであり、控えめなエレガンスを担う「クラシック・フュージョン」。本作は文字盤をスケルトナイズさせたクロノグラフだ。名前に“アエロ=空気”と入るとおりのヌケ感を見せつつ、ケースにはチタンを使用することで実際にも軽量な点も、身に着けるものが煩わしく思える夏にはうれしいところ。
ケースとベゼルを見れば、サテンとポリッシュで細かに磨き分けており、陽光を受ければ美しく煌めく。まるでリネンなどの夏素材にも通じる、見てよし着けてよしな爽快感。涼しげなブルーのシャツや開放感のあるパンツ、そんな装いにとても似つかわしい。
LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン/ヴォヤジャー ミニッツリピーター
フライングトゥールビヨン ホワイトゴールド
K18WGケース、42mm幅、手巻き。3173万円[予価]/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854スイス・ジュネーブにあるルイ・ヴィトンの時計製造拠点、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で製造されるモデル。ミニッツリピーターとフライング・トゥールビヨンという2つの超絶機構を搭載した時計で、メゾン初のグランドコンプリケーションとなっている。にもかかわらず、ケース厚は9.75mmと非常に薄型だ。
FREDERIQUE CONSTANT
フレデリック・コンスタント/カレ オートマチック スケルトン
日本限定。SSケース、縦33.3×横30mm、自動巻き。21万8000円/フレデリック・コンスタント 0570-03-1988時計界でいち早く「アクセシブル・ラグジュアリー」を掲げたフレデリック・コンスタント。こちらはそのテーマを体現する「カレ」コレクションの日本限定モデルで、インデックスとレイルウェイだけを残した大胆なスケルトナイズが特徴。絶妙なサイズ感で設計された上品なカレ(=角形)ケースに新たな魅力を加えた。
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