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2019.07.02

時計

ほんのり表情を変えてイメチェンした名作時計はこの5本に注目!


ふとしたことでハッとする。いつもと表情が違うだけで、いつもと纏うものが違うだけで、ガラリと印象が変わって惚れ直す、なんてよくあること。時計においても、ダイヤルやストラップ、素材など、小さな違いが大きな違いになることもあるんだな。


A.LANGE & SÖHNE
A.ランゲ&ゾーネ/ツァイトヴェルク・デイト
機械式デジタルの名作が、巧みに日付を表示する術とは


A.ランゲ&ゾーネ/ツァイトヴェルク・デイト 機械式デジタルの名作が、巧みに日付を表示する術とは 7月以降発売予定。K18WGケース、44.2mm径、手巻き。987万円[予価]/A.ランゲ&ゾーネ 03-4461-8080


瞬転する数字ディスクで時分をデジタル表示する機械式時計の名作「ツァイトヴェルク」。その10周年を迎えた今年、ファミリーに加わったのはデイトモデルだ。A.ランゲ&ゾーネは2枚のディスクで2桁表示するアウトサイズデイトを得意とするが、本作の場合、それを搭載するのはスペース的に困難。そこで採用したのが、文字盤外縁を赤いセグメントが周回する独自の日付表示。定評あるスタイルに拘泥せずに新機軸を見いだすブランドの矜持が見られる。

 

PATEK PHILIPPE
パテック フィリップ/アクアノート 5168
新色カーキグリーンが自然への冒険心を掻き立てる


パテック フィリップ/アクアノート 5168 新色カーキグリーンが自然への冒険心を掻き立てる K18WGケース、42.2mm径(10時-4時方向)、自動巻き。433万円/パテック フィリップ ジャパン 03-3255-8109


かの「ノーチラス」と同じく舷窓をモチーフにした八角形ベゼルを持つ「アクアノート」。ノーチラスのような両サイドの“耳”を持たないシンプルなケースとアラビアインデックスによる、カジュアルなビジュアルの本コレクションに加わったのが、新色のカーキグリーンである。

ベースになっているのは、“ジャンボ”の愛称で親しまれる、42.2mm径のビッグサイズモデル。まだ見ぬ地平を目指す冒険心や自然への探究心をイメージしたダイナミックなカラーリングは、無垢な輝きを放つホワイトゴールドケースに映え、圧倒的な存在感を放つ。また特許を取得する4つの留め金を備えた折りたたみ式バックルは、開閉の際の安全性が高められている。

 

GIRARD-PERREGAUX
ジラール・ペルゴ/ロレアート アブソルート
精悍さを増した色使いで本格スポーツウォッチに変貌


ジラール・ペルゴ/ロレアート アブソルート 精悍さを増した色使いで本格スポーツウォッチに変貌 8月発売予定。チタンケース、44mm径、自動巻き。109万円/ソーウインド ジャパン 03-5211-1791


八角形とラウンドを組み合わせた特徴的なベゼルで、独自のエレガンスを体現する人気作「ロレアート」を、300m防水性能を有する本格スポーツモデルとして昇華させたのが「ロレアート アブソルート」だ。今年のテーマである「アース・トゥ・スカイ」をそれぞれ示す黒と青に彩られたツートーンのカラーリングに、挿し色の赤が加わって、いっそう精悍なルックスに。



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