海とデニム。常にオーシャンズが愛し続ける2大ファクターを、腕時計に閉じ込めたのが、デザイナーの三原康裕さん。
サーフを愛し、ダイバーズウォッチを愛する彼が、イタリアのウォッチブランド、ウニマティックとコラボレート。
SSケース、41.5mm径、クオーツ。9万8000円／ミハラヤスヒロ×ウニマティック（メゾン ミハラヤスヒロ 03-5770-3291） 青のグラデーションに、アワーマーカーの褪色感をベージュで表現。高度に抽象化したデザインをポップに仕上げた。さらに、デニムに採用されるストーンウォッシュ加工をケースに施すことで、ヴィンテージ感をがっつりと演出。
様式を踏襲しながら、それぞれの要素をリミックスする手法は、古着を愛する彼の靴や服作りによく似ている。三原さんの愛する要素を盛り込んだ時計は結果、オーシャンズ的にも大共感。限定50本ゆえ、急いでもらいたい。
鈴木泰之＝写真 柴山陽平＝スタイリング 髙村将司＝文
