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2019.04.27

時計

地球を埋め込んだ腕時計。宇宙を感じるジラール・ペルゴの青の世界

去る1月にスイス・ジュネーブで開催された「SIHH2019」「WPHH」を中心とする腕時計の祭典。本誌取材班は今年も海を越えてかの地へ。そこで見た感動と世界の目利きたちが唸った傑作を厳選してお届けする。
“EARTH to SKY”をテーマに掲げ、時の概念の起源となった宇宙への憧れを形にする。そのキーカラーとなるのがブルーだ。それを先進素材、複雑機構へと多岐にわたって展開する、ジラール・ペルゴの新作。
 

天体のダイナミズムが腕元から伝わる

「ブリッジ・コスモス」/ジラール・ペルゴ
「ブリッジ・コスモス」11月発売予定。チタンケース、47mm径、手巻き。3802万円/ジラール・ペルゴ(ソーウインド ジャパン 03-5211-1791)
今年のテーマを象徴する新作は、文字盤の左右に天球と地球という、ふたつの球体を設ける。天球は地球の自転に合わせて23時間56分4秒で1回転し、12星座の位置を見ることができる。一方、地球はデイ&ナイト機能の役割を担うだけでなく、24時間目盛りから第2時間帯を読み取ることも可能。6時位置にあるのは複雑機構の筆頭、トゥールビヨンだ。
 

地球をステージに活躍する現代の男に

「ロレアート アブソルート WW.TC」/ジラール・ペルゴ
「ロレアート アブソルート WW.TC」8月発売予定。チタン(PVD加工)ケース、44mm径、自動巻き。147万円/ジラール・ペルゴ(ソーウインド ジャパン 03-5211-1791)
一昨年にリニューアルを果たし、今や主要コレクションになった「ロレアート」に、存在感ある大径ケースのシリーズが加わった。本作はこれにブランドを代表的するワールドタイマー機能WW.TCを搭載。
 

魅惑の青い新素材の正体は?


中央の青い結晶の中に1本の時計が鎮座。その正体はグラスファイバーを使用した幻想的なコンセプトウォッチ!

ブースの天井が星雲みたいになってました!
 
柴田 充、水藤大輔=文


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