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2019.04.02

時計

わかる人にはわかる「今何時?」。ユニークなセンス抜群の腕時計

感性に任せて選ぶ、大人のためのカジュアルウォッチとして「オーシャン」「レトロ」「ユニーク」「シンプル」「パステルカラー」「テクノロジー」という6つのキーワードでセレクト。あなたのワードローブに加えるべき時計を自由なフィーリングで見つけて!

色の変化で知る、時の流れ

腕時計「セレステ ローズ/ゴールド」/ジーロ
腕時計「セレステ ローズ/ゴールド」SS(ピンクゴールドIP加工)ケース、40mm径、クオーツ。2万2038円/ジーロ(エックスカントリー info@xcountry-jp.com)、ニット2万2000円、パンツ2万1000円/ともにRHC(RHC ロンハーマン 045-319-6700)
オーロラから着想を得た2枚のグラデーションディスク。それぞれが回転し、2つの色の変化によって時刻を表すというなんとも不思議な仕組み。その色の経過を眺めるだけでも楽しくなること間違いなし。ちなみに写真は10時10分頃。
 

詩的に表現するワンハンド

「デイ&ナイト」/タックス
「デイ&ナイト」SS(ピンクゴールドIP加工)ケース、41mm径、クオーツ。2万4000円/タックス(マーサインターナショナル 03-5541-0170)
24時間で針が1周するワンハンド機構を、太陽(12時位置)と月(6時位置)を思わせる2つのサークルで詩的に表現。針が真上を向けば正午を、真下なら午前0時を指す。経年変化が楽しめるイタリア製オイルドレザーストラップを採用している点も大きな特徴だ。
 

あえて視認性を投げ捨てるアイロニー

「ジャカード」/ナヴァ
「ジャカード」SS(ブラックIP加工)ケース、39mm径、クオーツ。2万4000円/ナヴァ(ピーオーエス 04-2938-2277)
時分針の代わりに2つの四角い物体で時間を表示する。しかもジャカードを模した文字盤のグリッドパターンが、時とともに変化。このわかり難さこそが、アイロニカルなブランドの真骨頂だ。時間に追われないことの大切さを問う。
 

時計の概念を覆す文字の羅列

「W35」/クロックツー
「W35」SS(ローズゴールドPVD加工)ケース、縦35×横35mm、クオーツ。12万5000円/クロックツー(スイスプライムブランズ 03-4360-8669)
一見不規則に思えるアルファベットの羅列だが、ケース右側のボタンを押すと特定の文字が点灯。それを読み解けば、現在時間がわかるという寸法だ。さらにケース四隅のドットが1分単位で光るので、写真の場合は現在2時13分を示している。
 

触ればわかる、そのありがたみ

「さわる時計 ブラッドリー」/イーワン
「さわる時計 ブラッドリー」チタンケース、40mm径、クオーツ。3万7500円/イーワン(イーワン・ジャパン 03-4405-6020)
立体的なインデックスと2つのボールのおかげで、見ずとも触って時刻を判別。ケースサイドのボールが時を、文字盤のボールが分だ。視覚障碍者を思って生まれた1本だが、その温かいコンセプトは、すべての人を幸せにするはず。
 

ロボ?いえ、インダストリアルな時計!

「A24」/ネオログ
「A24」SSケース、34mm幅、クオーツ。2万1000円/ネオログ(マーサインターナショナル 03-5541-0170)
まるでロボットのような風体だが、れっきとした時計である。横に並んだ3つのデジタルメモリが、それぞれ左から1時間単位、10分単位、1分単位で積み上がっていく。ドイツのインダストリアルデザイナー、アルマン・エマミ氏とのコラボ作だ。
 
渡辺修身=写真 柴山陽平=スタイリング 菊地 亮=文


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