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2019.03.22

時計

40代に刺さる古き佳き趣。直感で選ぶレトロなカジュアル時計

感性に任せて選ぶ、大人のためのカジュアルウォッチとして「オーシャン」「レトロ」「ユニーク」「シンプル」「パステルカラー」「テクノロジー」という6つのキーワードでセレクト。あなたのワードローブに加えるべき時計を自由なフィーリングで見つけて!
今回は、ジーンズやクルマと同じように古く佳き趣にグッとくる「レトロ」なカジュアルウォッチをご紹介。
 

今の装いにも寄り添うヴィンテージクロノ

「アーバン」/アンダーン
腕時計「アーバン」SSケース、40mm径、クオーツ。3万5400円/アンダーン(アンダーン ジャパン 03-5774-1447)、コート9万2000円/サイ(マスターピースショールーム 03-5414-3531)、ニット8万500円/クリスタセヤ(ビオトープ 0120-298-133)
文字盤デザインやケース、ベルト、さらには針の形状にいたるまで、自由にアレンジすることができるカスタムブランドの1本。テレメーターとタキメーターのメモリ、柔らかなクリームイエローのダイヤルがスポーツクロノグラフの原点を呼び起こす。
 

45年の時を超える“タイムマシン的”腕時計

「太陽電池搭載プロトタイプデザイン 継承モデル」/シチズン
「太陽電池搭載プロトタイプデザイン 継承モデル」SSケース、38mm幅、光発電エコ・ドライブ。2万5000円/シチズン 0120-78-4807
45年前に発表された太陽電池搭載のプロトタイプを、デザインはそのままに最新の光発電エコ・ドライブで再現した意欲作。レトロポップなダイヤルデザインやカーブを描くケースなど外見だけでなく、内面にも“タイムマシン的”なコンセプトを秘めるのだ。
 

問答無用のクラシカルな佇まい

「メリルボーン」/ヘンリーロンドン
「メリルボーン」SS(ピンクゴールドIP加工)ケース、39mm径、クオーツ。2万6000円/ヘンリーロンドン(ウエニ貿易 03-5815-5720)
ピンクゴールドカラーのケースにシルバーダイヤル、それに小窓とポインターで表示するトリプルカレンダー。ダイヤル下部にムーンフェイズをレイアウト。ヴィンテージウォッチのような佇まいが、有無を言わさず物欲を刺激する。
 

タフに生まれ変わった名作ミリタリー時計

「カーキ フィールド メカ」5万8000円/ハミルトン
「カーキ フィールド メカ」SSケース、38mm径、手巻き。5万8000円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)
軍用時計の代表格が、タフなテキスタイルストラップを備えてリボーン。ざらっとしたサンドブラスト加工の小径ケースや、男クサい“ならでは”のダイヤルデザインがナイス。リュウズを手巻きする動作でもレトロな趣が味わえる。
 

光の色が進化を語る永遠のレトロモダン

「マッハ2000 ダイオード」/リップ
「マッハ2000 ダイオード」SSケース、縦35×横35mm、クオーツ。3万5000円/リップ(DKSHジャパン 03-5441-4515)
現代のLED技術を用いて、1976年発表の発光ダイオードモデルを復刻。かつて赤でしか再現できなかった光の色を、鮮やかなオレンジに変貌させた。フランスの大御所デザイナー、ロジェ・タロンの造形は今も色褪せない。
 

画期的な防水時計が、より堅牢に、上品に

「マーリン」/タイメックス
「マーリン」SS(イエローゴールドIP加工)ケース、34mm径、手巻き。3万8000円/タイメックス(DKSHジャパン 03-5441-4515)
1950年代にいち早く防水・防塵性を備えた名機には、普遍的な機能美が宿る。当時のケースはメッキ加工された金属を使ったが、本作は堅牢なSS製。さらに、リザード型押しのレザーベルトで上品さもプラスする。
 
渡辺修身=写真 柴山陽平=スタイリング 菊地 亮=文


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