2019.01.09
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経年変化するブルガリ! 改めて、時計は愛でるよりも使うほうが面白い

時計に込められた作り手の思いは、100本あれば100通りあるだろう。デザイン、素材、機構、ストーリー……。小さなプロダクトに詰まった豊かな個性。それを噛み締めながら愛用してみると、時計の新たな一面に出会えるかもしれない。前回の「知ればますます愛着が増す、腕時計の色とりどりなモノ語り」に続く、表現力の豊かな腕時計、中編。

BVLGARI ブルガリ
ブルガリ・ブルガリ

ブロンズケース、41mm径、自動巻き。62万円/ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

重厚なブロンズを纏って新たな魅力を伝える

ローマ時代の皇帝の肖像画が描かれたコインをモチーフとし、1975年に100名のVIPに配られた時計。そんなストーリーを持ち、40年以上の歴史を超えて今なお愛され続ける名コレクションが、初めて重厚なブロンズケースを纏って登場。ブラックラッカーで加工されたダイヤルとブラウンレザーストラップによって引き締められたルックスはまさにモダンクラシカル。不変の魅力はブロンズの経年変化によって、着ける人それぞれの風合いとして表れていく。


TRUME トゥルーム
Cコレクション

SSケース、45.9mm径、ライトチャージ。18万5000円/トゥルーム 050-3155-8285

時を経て成熟する男のように無二の味わいが現れる

実は創業当時、エプソンが主としていたのは時計製造。そんな同社の原点を映すのがこの時計で、こちらは「街=CITY」をテーマとしたコレクションの最新作。ハイライトはアドバンティック仕上げと呼ばれるベルトで、2重構造の特殊な塗装加工により、使い込んでいくほどに2層目の色み(写真はグリーン)が少しずつ現れてくるというものだ。


VICTORINOX SWISS ARMY ビクトリノックス・スイスアーミー
イノックス カーボン
リミテッド エディション

世界限定1200本。カーボンケース、43mm径、クオーツ。14万円/ビクトリノックス・ジャパン 03-3796-0951

充電式フラッシュライトを備えた闇夜にも負けないタフウォッチ

高さ10mからコンクリートへ落下させる衝撃テストや戦車に轢かせる耐圧テストなど、過酷な耐久試験をパスするコレクション。モスグリーンダイヤルの最新作のバンパーには、なんとフラッシュライトが装備されている。パラシュートに使われる屈強なパラコードストラップと合わせれば、緊急時にも頼もしいツールとなるはずだ。


HYSEK ハイゼック
アビス クロノグラフ&グランドデイト

チタンケース、47mm径、自動巻き。450万円/ミスズ 03-3247-5585

ふたつのマイクロローターが見た目と機能を両面サポート

確かな技術力をベースに斬新な時計を作る、2007年創業のウォッチメーカー。クロノグラフと2枚のディスクで表示するビッグデイトが印象的なフェイスに、6時位置のマイクロローターが唯一無二の存在感をプラスする。さらにケース裏側にも、もうひとつのローターを設け、巻き上げ効率をアップ。外見の面白さだけでなく、実用面にも配慮されているのだ。


ROBERTO CAVALLI BY FRANCK MULLER ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー
RV1G060L0003

SSケース、45mm径、手巻き。33万円/ミスズ 03-3247-5585

思わず眺めてしまう機械仕掛けの面白さ

シルバー×ブルーの配色が爽やかなこちらは、中央部分が大胆にカットアウトされたダイヤルから覗く、美しい機械式ムーブメントが見どころ。精緻に噛み合う歯車の様子は、時を忘れて眺めてしまうこと請け合い。大胆でエッジの利いたデザインを得意とするイタリアモード界の重鎮、ロベルト・カヴァリと、天才時計技師フランク・ミュラーの共作に相応しい出来栄えである。


※本文中における素材の略称は以下のとおり。
SS=ステンレススチール

柴田 充、髙村将司、中村英俊、戸叶庸之=文

# ブルガリ# ツナガルトケイ# 個性# 腕時計
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