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2021.11.18

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英国生まれの「TWC」。“超、忘れちゃいけない注目株”の背景を探る

いきなりクイズ。「TWC」って何か知ってる?
「フィールドジャケット TWC0068」11万4400円/TWC(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)
答えは、今季上陸した“ザ・ワーカーズ・クラブ(The Workers Club)”っていうブランドの略称。なんだけど、DAIGO風に言っちゃうと「(T)超(W)忘れちゃいけない(C)注目株」なのだ。
[左]アダム・キャメロン。10代の頃からヴィンテージのミリタリー服やデニムを収集。バーバリーなどでデザイナーを経験し、その後ダンヒルでヘッドデザイナーを務めた。[右]シャーロット・キャメロン。ダービー大学でファッションデザインを学び、アルカディアグループにてプロダクトデザインを担当していた。
TWCが誕生したのは2015年。創設者のアダム・キャメロンと共同パートナーのシャーロット・キャメロンは、およそ30年にわたって名だたる英国ブランドで要職を務めてきた人物だ。
彼らがモノづくりにおいて大切にするのが、トラディショナルでありながら現代のライフスタイルにもハマるアップデートを加えること。
「フィールドジャケット TWC0068」11万4400円/TWC(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)
そこから生まれるのはトレンドに流されないオーセンティックな機能性アイテムの数々だ。
例えば4つのフロントポケットが付いたフィールドジャケット(写真上)もそう。素材はスコットランドの老舗生地メーカー、ハリー・スティーブンソン社のワックスドキャンバスを採用。生地そのもののタフさに加えて防風&撥水性にも優れ、機能的なアウターとなっている。

ヴィンテージ感漂うボタンは、イギリスのコートニー・アンド・コート社が、イギリス海軍のボタンからインスピレーションを得てデザイン。モノづくりのこだわりは細部にまで光る。
素材からデザイン、縫製に至るまでメイド・イン・UKにこだわり抜いた一着だ。
「パッカブルパーカー TWC029」11万4400円/TWC(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)
こちらのアウターは、背中に付いているポケットに小さく畳んで収納できるパッカブル仕様。イタリア「オルメテックス」社の軽量な3層構造テクニカルナイロンを用いており、防風性と通気性、撥水性に優れている。
「ザ・ワークスシェルジャケット TWC002」13万6400円/TWC(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)
コットンキャンバスのシェルジャケットも展開する。

大きなパッチポケットのほか、ハンドウォーマーポケットも配されており、やはり機能性は抜群。
ドローストリング付きのフードは取り外し可能で、さらに袖口には絞りを調整できるスリーブストラップを備えるなど、その時々の天候やシーンによって微調整しやすい点も魅力だ。
これらのアイテムは現在、伊勢丹新宿店で販売中。英国トラッドの本質を捉え、さらにアップデートを重ねる「TWC」。この3文字ブランドはSSK(知っておいて、損はない、きっと)だから、MCY(マストで、チェック、ヨロシク)ってことで。
 
[問い合わせ]
伊勢丹新宿店 
03-3352-1111
https://theworkersclub.co.uk

外山壮一=文


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