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2021.05.13

ニュース

ハワイで再びいい波に乗りたいなら、今すぐ自宅で「サーフィン・イン・ハワイ」を

数あるリゾートの中、日本人にとって特別な場所であるハワイは、世界中のサーファーにとっても特別な場所。
波のサイズが時季やビーチによってさまざまなため“世界一波乗りしやすい”と言われる一方、サーフィンの世界大会も多く開催されている。
このハワイの美しさが危機に瀕していると聞けば、波と戯れる人も、そうでない人も、他人事では済まされないだろう。
気候変動により海面が上昇し、数十年後にはハワイのビーチの40%が消えてしまうという研究結果がある。そしてコロナ禍で観光客が激減したことにより、アートや音楽などサーフカルチャーを担うアーティストたちも打撃を受けているのだ。
「サーフィン・イン・ハワイ」というWebサイトがある。

ハワイの文化や自然の現状を伝えることが、ハワイの美しいビーチやサーフカルチャーを守ることにつながるとして、ハワイ州観光局がオープンさせた特設サイトだ。
ここでは、ハワイのサーフィンの歴史やカルチャーについて学べたり、オリジナルのムービーが楽しめる。
例えばこちらは、ハワイ出身のサーフフォトグラファー、ノラン・オームラ氏による圧巻の映像。
息を飲むほど美しい映像は、ハワイがみんなにとって特別な場所であることを再認識させる。
そのほか冒頭の動画も含め、Def TechのMicro氏によるサーフトリップや、レジェンドサーファーのバッファロー・ケアウラナ氏のインタビューなど海&ハワイ好きは間違いなく楽しめるはずだ。
また、来るべき“ハワイでサーフィン”までに、予習しておきたいコンテンツも盛りだくさん。
この映像には、世界チャンピオンサーファーのデュエイン・デソト氏が出演。
「ハワイにはライフガードがいるビーチといないビーチがあるから海に入る前にチェックしてね。あと、海底が砂浜なのかサンゴ礁なのかも、よく観察を!」などと、ハワイでサーフィンする際の注意点を、胸がすくような気持ちいい映像とともに解説してくれている。
また、社会活動家ハア・ケアウラナ氏は、サーフィンとサステイナビリティ、そしてアロハの精神をレクチャーする。
今は我慢しながらも、いつかのその日を最高にするために。そしてハワイが孫の代まで変わらず最高の場所であるために。気持ちも知識も高めてくれる「サーフィン・イン・ハワイ」は、波待ちならぬ“ハワイ待ち”するすべての人にとって、最高のサイトと言えそうだ。
 
[問い合わせ]
ハワイ州観光局
www.allhawaii.jp/surfing


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