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2020.10.28

ニュース

9本のペットボトルを再利用。JW アンダーソンが定番トートを社会的アプデ

今や“サステイナブル”というキーワードは、ファッション業界におけるスタンダードとなった。
これからもその傾向は強まっていくだろうし、次はどんなテクノロジーを用いたアイテムが登場するか、楽しみですらある。
で、コレだ。ロエベのクリエイティブ・ディレクターやユニクロとの協業でお馴染みのブランド「JW アンダーソン」のトートである。
各6万2000円/JW アンダーソン(三喜商事 03-3470-8232)
JW アンダーソンらしい絶妙なカラーリングで、立体的なブランドロゴが中央に配されたこちら、実は、ボディが、500mlのペットボトル9本を再利用して作られている。
モデルとなったのは、ブランドが2018年から展開している「ベルトトート」。文字通り、持ち手部分がベルトになっているデザインが特徴だ。
ベルトのようなシルバーバックルがチャーミング。
通常はボディに柔らかなフェルト生地を使っているが、「環境に配慮しながらもクオリティを維持する、今までにないアイテムを作りたい」というデザイナーの想いから、ペットボトルをリサイクルして作られたキャンバス地が採用された。
ペットボトルのリサイクルといえば、その過程で発生する環境負荷が議論にされがちだが、コチラはリサイクル製品の国際的な基準であるGRS(グローバル・リサイクルド・スタンダード)を取得済み。
社会と環境に十分配慮し、生産過程で使われる危険な化学物質をできる限り排除している。

開口部にはレザーのコードが施され、結べば防犯になるほか、デザインのアクセントとしても活躍。内側は2色のウェビングテープが配され、すぐ下にはスリップポケットが備わっている。
今後は同じカラー展開で、バックパックやショルダーバッグもリリースされる予定だ。
サステイナブルな時流に乗りつつ、美しい色合いが魅力的なトートバッグ。地味になりがちな冬のコーディネイトに華を添えてくれる存在になりそうだ。
 
[問い合わせ]
三喜商事

03-3470-8232
www.jwanderson.com/jp

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