すでにマスクはマナーとして定着したが、身体にも定着したかというと微妙である。とにかく、マスクのゴムで耳裏が痛くなるのだ。
普段ならばマスクを外してしまえばいいだけの話だが、今はそうもいかない。外したいけど外せない。そんな外出先でのストレスを軽減する救世主が登場した。ジュエリーブランド「シンパシー オブ ソウル」が手掛けたマスクフックだ。
コロナ禍によるマスク不足で、各ブランドが独自のマスクの製造に乗り出している。
そんななか、シンパシー オブ ソウルのスタッフたちは日々模索していたという。ジュエリーブランドだからこそ、できることがあるんじゃないか――と。
そこで生まれたのがこのマスクフックというワケだが、その使い方はこうだ。
マスクのゴムを後頭部で繋いでしまうことで、ゴムが耳裏に擦れることを防ぐのだ。しかもサイズが合わないマスクも密着度がアップするので、感染症対策にもいっそう効果が期待できそうだ。
素材はシルバーで、職人が一点ずつ手作業で仕上げたそれは使い込むほどに味わい深くなる。シンプルなデザインなのでスーツにもカジュアルなスタイルにも馴染みやすい。
いつかマスクを着用しないで外出できる日が来るだろう。このマスクフックはそこまで見込んで作られている。付属のポリエステルコードを付ければ、ブレスレットに変身するのだ。
種類はプレーン、“STAY SAFE”の刻印入り、刻印オーダーの3パターン。刻印のオーダーは好きな文字を最大12文字まで入れることができる。
マスクがマナーとして手放せない今、できるだけストレスフリーに新しい生活を送りたい。1日も早くブレスレットとして使える日が来ることを願いつつ、ひとつ入手しておくのもいいんじゃない?
[問い合わせ]S.O.S fp 恵比寿本店 03-3461-4875齋藤久美子=文