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2021.10.31

ライフ

場数を踏め!ラップを歌え!? 話のプロが伝授する「口下手を克服する方法」

「青木源太のコミュ力向上メソッド」とは…… 
フリーアナウンサーとして、イベントの司会やTV番組のMCなど多方面で引っ張りだこの青木源太さん。
青木源太●1983年生まれ、愛知県出身。2006年に日本テレビへ入社。情報・バラエティ番組の出演を中心に、スポーツ中継の実況も担当し、2018年から『バゲット』の初代MCを担当。2020年9月の退社後、フリーアナウンサーとして活躍中。ジャニーズ好きでも知られている。著書に『口ベタな人ほどうまくいく たった1日で会話が弾む! 話し方のコツ 大全』(宝島社)。
前回は、会議やプレゼンでのコミュニケーション術について話を聞いたが、第2回では、少し視点を変え「話し下手を克服する方法」を伝授いただこう。
 

慣れない相手とのお喋りが話し上手への近道


── 青木さんのようにスラスラと話せるようになりたいのですが、もともと話すのは得意ですか?
いえ、学生時代は特別に話が上手いわけではなく、ましてや場を盛り上げるタイプでもなかったです。
日本テレビへ入社した当初も周りからは「暗い」と言われていましたし、先輩の厳しい指導によって自信をなくしていた時期もありましたね
── それは意外です。では、どうやって話上手になったのでしょう?
方法は一つです。話下手も結局は、緊張を解くことがポイントなので、「緊張する相手と喋る場数を踏むこと」。これに尽きますね。
自分の親や恋人と話すときに緊張する人っていませんよね? 緊張しない相手とどれだけ喋っても、話下手を克服したり、人前で話すスキルは上達しません。緊張する場面って結構あるので、積極的に練習するのをオススメします。
── 日常で緊張する場面ですか?
会社の朝礼で発言してみるとか、「誰か意見はある?」って投げかけられたときに最初に手を挙げてみるとか、緊張する上司に自分から話しかけてみるとかですね。
外国人や違う世代の人、自分とは異なるバックボーンの人と話すのもいいです。緊張しますが、そうやって勇気を出すことの積み重ねで、話すスキルは上達していくものだと思います。


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