オーシャンズ読者の憧れ、知性と美貌を兼備した大人の女性・壇蜜さんにインタビュー!
プライベートのFUN-TIMEに加え、出演映画『ハチとパルマの物語』について語ってもらった。
最近のお風呂のおともは伊藤洋一さんのラジオ
2階のメイクルームから螺旋階段を伝って下り、撮影セットの前に来ると歩みを止めた。
「よろしくお願いします」。
あのしっとりとした高めの声で挨拶をすると、壇蜜は両手の甲を前で重ね、ゆっくりとお辞儀をする。本当にゆっくり。こちらが頭を上げても、まだ頭を下げていたほど。心のこもった挨拶に、スタッフの心はあっという間に掴まれた。
そして撮影中も魅せられた。フォトグラファーの要望に応じ、表情をコロコロと変えるのだ。蠱惑的な大人の女性を演じつつも、ちょっとした機材トラブルが起きて場が緩んだ瞬間は、少女のように無垢な笑顔も見せる。
男性スタッフのテンションはいつもより確実に高かった。そしてインタビュー席に着くと、今回の撮影についての感想を優しく語ってくれた。
「グラビア撮影のときは、ポージングや衣装のニュアンスを少しずつ変えていくことが多く、かなり時間と柔軟性を要するのですが、今日のようにたくさん動いていろいろなポーズを撮ることはすごく新鮮でした。
あとファッション誌って、時代の中でも洗練されたハッピーな部分を切り取って紹介しているのがいいですよね。見ているだけでポジティブな気持ちがキャッチできるのが素敵だなって思います」。
そして自身のFUN-TIMEに不可欠なのが、水泳とサウナ。
「週2回プールに通っているのですが、泳いでいるときは大変だなという自覚がありながらも、楽しさを感じています。小さい頃からずっと泳げなかったのですが、練習を積んで3年くらい前から泳げるようになりました。
子供の頃のトラウマから、最初は水に顔をつけるだけでも怖かったのですが、今ではクロールと平泳ぎはできます。インターバルを取らずに、30分間泳ぎっ放し。ゆっくりですが確実に泳げる時間が増えているので、それを大事にしたいです。
あと銭湯に併設しているサウナにも通っています。90℃くらいの高温ドライサウナは熱くて荒業のようですが、荒業なんてなかなか味わえないですし、それもまた楽しいです(笑)」。
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