非常事態宣言も徐々に解除されてはきているものの、まだ続くことになりそうな在宅ワーク。「自宅で働く」ことの良し悪しを、かなり実感しているのではないだろうか?
そこで、現在在宅ワークに勤しんでいる20代以上の既婚男女100名を対象にアンケート調査を実施。
その結果から浮かび上がってきたテレワークの課題とともに、独立後の在宅ワーク歴が20年超の筆者(フリーランス編集者/ライター)が実践している、テレワーク対策の一例を僭越ながら紹介させていただこう。
リビングやダイニングでテレワークしている人が予想以上に多かった!
まず気になるのは、最近テレワークを始めた人たちが現状を歓迎しているかどうかだろう。
このように結果をみれば「どちらとも言えない」が過半数となっているものの、テレワークに対しネガティブな気持ちを抱いている人が多いことがわかる。
具体的なコメントを拾ってみると、
「コミュニケーションが取り辛くなった。 ON・OFFの切り替えが難しく、思った以上に疲れる」(千葉県/50代男性)
という声に象徴されるように、会社勤めに比べ「コミュニケーションが取りにくい」ことと「ON・OFFの切り替えが難しい」ことの2点をデメリットに感じている人が圧倒的に多かった。
特にON・OFFの切り替えについては、半数近くが難しさを実感していることが判明。そこで興味深いのが、下記のアンケート結果だ。
このように、現在テレワークに勤しんでいる人の60%以上が、リビングやダイニングのような家庭内のパブリックスペースで仕事をしているのだ。
確かに、これではON・OFFの切り替えを行うのは、なかなか難しいだろう。そこで今回は、テレワークでON・OFFのメリハリをつけるためのポイントをアドバイスしよう。
2/2