デジタルの進化により、今やインターネットをつなげれば曲を購入できる時代に。JOMMYもオンラインで曲を購入するDJのひとり。
そこで彼がチェックしている音楽配信サイトについて聞いてみた。
DJの人気に火がつき、アナログレコードショップが話題になった’90年〜2000年代を経て、今やパソコンやケータイをインターネットにつなげば、世界中の音楽がどこでも聴けて、曲を買えるようになった。
よってDJたちもレコード、CDといったフィジカルメディアから、USBやSDカードといったデジタルメディアまで、曲をかけるスタイルは人それぞれ。
「僕がデジタルに移行したのはCDJが出始めたときだから、15年くらい前。その時はレコードからCDに切り替え、今はUSBに音楽を入れてDJをしています。なので、曲はオンラインで買うことがほとんど。
いちばん良く使うのは『Beatport』。ダンスミュージックがメインで、世界中のレコードレーベルの音源が揃っているので、DJをしている人は、よく利用する配信サイト。
もうひとつは『Traxsource』。特にハウスミュージックが多く『Beatport』では探せなかった曲をここで購入することも。ほかには権利の関係でオフィシャルでは出せない音源や、メジャーアーティストではない人の音源を直接アーティストから買うことができるというユニークなサイト『Bandcamp』もある。
買う人が購入金額を決めることもできるので、それでアーティストを応援している人も多かったり……夢があるサイトです」。
ストリーミング配信を利用して、音楽を聴くことが増えてきたのもここ最近。ダウンロードせずに気になる曲をすぐに聴けるのもいいし、サイト内で自分好みの楽曲を探すのも豊かな時間だ。一曲から購入できるのもオンラインならでは。とにかく便利な時代です。
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