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2020.07.10

ライフ

コロナ明けから急に「DXが大事」と力説しだす上司は嫌われる


 
「20代から好かれる上司・嫌われる上司」とは……

DXはどんどん進むが

デジタルトランスフォーメーション、略してDX(英語圏では「Trans」を省略する際にXと表記することが多いため、そう表記される)は、日本でも2018年に経済産業省がガイドラインをまとめるなどして、世の中に広まってきました。
ここでの定義は「データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」です。
基本的どんどん進めていけばいいだけのことのように思うのですが、コロナ明けの職場ではいろいろ小さな問題があるようです。
 

コロナ体制をどこまで戻すのかが大問題

それはDXによってさらに実現しやすくなったテレワークに関することです。新型コロナウィルス感染症に対する緊急事態宣言が明けて、さまざまなオフィスで起こっている問題は、一旦テレワークのほうに一気に振った働き方を、これからどこまで戻すのかということです。
コロナ対策としてテレワーク化した際は、会社側としてほかに選択肢はなかったので、全社的な合意形成を行う必要はありませんでした。ところが、コロナ明けはそうではありません。
完全に元通りにするのも良し、完全にテレワークを維持するも良し。たいていの会社はおそらくその間に「落とし所」を求めるわけですが、そこには「絶対解」はありません。


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