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2020.04.24

ライフ

40代男性の約4割が「田舎暮らし」に積極的な理由とは

隣のオッサン
「隣のオッサンは青いか?」とは…
都市部の暮らしに疲れた人が増えているのか、数年前から何かと話題になることが多い「田舎暮らし」。
仕事を引退した後、セカンドライフの選択肢のひとつとして考えられていたかと思いきや、働き盛り世代の中でも生活拠点を田舎に移している人も少なくないという。
そこで今回は、隣の40代男性の「田舎暮らし」への考え方を聞いてみた。

40代男性が求めるのは豊かな自然と静寂

Q. あなたは都会から田舎に移住した経験がありますか? あるいは移住したいと思いますか?
・すでに移住した 8.4%
・移住してみたい 33.0%
・移住したいと思わない 58.6%
「すでに移住した」が約10%、「移住してみたい」が約30%。40代男性の中で田舎暮らしに対して積極的な人は、約40%という結果に。働き盛りで家庭もあるとなれば、慣れ親しんだ生活スタイルを一変させることに、少なからず勇気がいるもの。
そこで、移住にやや消極的な人たちへ、「すでに移住した」と答えた人たちが感じる田舎暮らしの魅力を見てみよう。
Q. 移住して良かったことを教えてください。
・「自然が多くて静かで過ごしやすいところが気に入ってます」(46歳・会社員)
・「生活が便利でシンプルになった」(42歳・会社員)
・「物価が安い」(46歳・公務員)
・「人とのコミュニケーションがとてもいい」(42歳・会社員)
・「車の渋滞が少ない」(47歳・会社員)
・「のんびり」(44歳・会社員)
「自然が多くて静かで過ごしやすいところが気に入ってます」という回答が象徴するように、コンクリートジャングルの都心部との大きな違いが、自然の豊かさと人混みの少なさ、それによってもたらされる精神的な余裕・余白が移住への憧れを焚きつける最も大きな要素であることは間違いない。
日々、満員電車に揺られて会社へ行き、休日でも出かけた先はどこも人でいっぱい。すでに移住した人の多くが、そんな都市部の生活とは真逆の、「シンプル」で「のんびり」とした生活スタイルへのシフトに成功しているようだ。


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