SEAWARD TRIP Vol.93
2020.04.01
LIFE STYLE

プロサーファー・和光 大の世界旅行。いちばん印象に残ったのはゴミだった

作家・沢木耕太郎が海外放浪の旅に出たのは26歳。1970年代のことで、その旅路を描いたバックパッカーのバイブル『深夜特急』に環境意識は見られない。

2018年、プロサーファーの和光大は27歳で波を目的としない旅に出たが、いちばん印象に残ったのはゴミだったという。特にモロッコでは、移動中の景色やサハラ砂漠、星がこぼれそうな夜空といった自然美に「違う惑星に来たみたい」と感動した一方、都会では幼子を含め誰もがポイ捨てをする様子に触れ、汚しているのは人なのだと感じた。

2018年、プロサーファーの和光大は27歳で波を目的としない旅に出たが、いちばん印象に残ったのはゴミだったという。

さらにそののちに訪れた欧州では「大柄でタトゥーを入れた屈強そうな人がマイボトルを持っていたりするんです」と、人々の高いエコ意識を知ることに。

旅人に環境意識を抱かせたのは現代性だった。そしてこの世界の今を、環境活動家ではなく、サーファーとしての視点を大切に発信していくという。現在は旅路で撮った映像の編集中。発表の場を含め、詳報は彼のSNSへ。

プロサーファー・和光大

memo
和光 大。1981年、神奈川県生まれ。プロサーファー。上述した作品『ブレス イン ザ モーメント』は2019年に改めて撮影を目的にする旅に出て収められた。テーマは「今を生きる」。モロッコを皮切りに、フランス、スペイン、ポルトガル、アイスランドで撮影された。制作資金はクラウドファンディングなどで集められ、4月にはリターンとして上映会が催される。その後、支援者以外の人にも鑑賞してもらえる機会を設けたいと話す。Instagram@wombat0828

小山内 隆=編集・文

# seaward# 和光大# 環境問題
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