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2019.08.17

あそぶ

海男・三浦理志が選ぶ「死ぬまでにもう一度乗りたい」世界の海


夏本番。長かった梅雨の影響もあって、外で遊びたい欲は最高潮。ってことで、今年はどこで、何して遊ぶ? オーシャンズがオススメする「夏休み満喫ガイド」。


「世界中を旅すれば必ずどこかに夏がある」と言ったのは誰だったか。

梅雨明けが遅れた今年、日本の夏は例年以上に短くなりそうだ。海好きの諸兄は、バカンス先として海外に目を向けるのも賢明かもしれない。



ということで、海の街で生まれ、海に揉まれて育ってきた男、マーシーこと三浦理志さんに、今まで訪れた世界のベストビーチを訪ねた。この人が行くところには常に終わりなき夏がある。【国内編】に続く、海外編のはじまりはじまり〜。

マーシー的ベスト③
バスク(フランス)


Photo by Yasuma Miura


「ベスト3はフランスのバスクですね! 特にゲタリーという街は、古いバスクの街並みと綺麗な海、極上の波があって、もう最高に気持ちいい!」。

見よ、この波を! ピレネー山脈を挟んで、スペインとフランスにまたがるバスク地方。この地方、ヨーロッパ随一のサーフパラダイスとして世界中のビッグウェーバーを虜しているようで、どうやらマーシーさんもバスクに取りつかれたひとりらしい。

Photo by Yasuma Miura


ゲタリーは人気のサーフスポットがひしめくバスクの中心部「ビアリッツ」から、車で南に20分ほどの下ったところにある、長い歴史を持つ小さな港街。このあたり、通称「フレンチ・パイプライン」と呼ばれ、ヨーロッパサーフィンの発祥の地のひとつとも言われている。

極上のライトブレイクを手なずけるトップサーファーたちのライディングをビーチから眺めるだけでも楽しそうだ。



そして「古いバスクの街並み」というのがこちら。まるでジブリの世界のような趣ある街並みを、通りの奥に海を覗きながらカフェやビストロを散策してみるのもよさそう!

「ゲタリーはご飯も最高! アフターサーフはゲタリー港周辺のカフェやレストランのテラスから、何一つさえぎる物のない海の景色と美食を存分に楽しめるんです!」。

Photo by Yasuma Miura


以前オーシャンズで紹介したが、バスク地方にはビアリッツやゲタリーだけでなく、世界一の美食の街と言われる“サン・セバスティアン”や、典型的なバスク建築様式の家屋が軒を連ねる“サン・ジャン・ド・リュズ”など、とにかく見どころだらけ!

続いて2位を見てみよう!



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