ネコとオッサン OCEANS LOVES CATS!SeasonII22ネコめ
2019.08.12
LIFE STYLE

愛でられて可愛くなる、乙女ネコペア・マコロン&サラ

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ネコとオッサン2019
-OSSANS LOVE CATS!-

オッサンはネコが好き。いや、イヌも好き。だけどネコ好きなオッサンのほうが愛おしく感じでしまう、いや、ネコが愛おしいオーシャンズ編集部。大好評だった「愛されネコ・オブ・ザ・イヤー」発掘プロジェクトが1年ぶりにパワーアップして復活!

マコロン
いらっしゃい。冷えた紅茶ですわ。
サラ
あら、どちらさま?
ネコ
最近、暑いですわよね~。この毛がね~。

穏やかな長毛ネコ姉妹

中央線沿いの街並みを見渡せるマンションの一室。ご主人お気に入りの音楽が流れる部屋で出会ったのは、2匹の乙女ネコ。生まれは別だが、どちらも長毛で、6歳の同い年だ。

家に来たばかりの頃は2匹を別部屋で過ごさせていたが、毎日おたがいに会いたがって仕方なかったそう。しかし、いよいよ念願の初対面をしたところ、意外とそっけない反応でご主人たちは拍子抜け。

その後も頻繁に絡むことはないそうだが、ご主人たちがいないところでは密かにネコ会議を開催しているのだという。乙女とは、不思議な生き物である。

マコロン
さ、用件を聞きましょうか。
マコロン
紅茶は? 飲むの? 飲まないの!?

白黒のこちらのネコは、マコロン。名前は仙台の駄菓子「まころん」からとったのだという。

れっきとした乙女だが、寡黙でその佇まいはゴルゴ13のようなのだとか。しかし、実は人懐っこく食いしん坊。食べ物を前にするとキラキラとした表情に。

サラ
ぽ、よよよーん。
サラ
だるいんです。ごろごろにゃんです。

そして白毛のサラは、THE 女の子な性格。おっとりとしていて気品があり、まるでお嬢様のようだ。

食べ物へはこだわりがあるようで、エサ選びはいつもサラ基準になるという。そんなところもまさにお嬢様。

本
あら、これ(照)? そうなの、若い頃、デビューしちゃったの。
クッション
ほら、キャラ化しているのあたしたち。
毛玉
そ・こ・に・あるのはぁあぁ。
毛玉
にゃっ! 丸いっ! 丸い丸いっ!

なぜかこちらのお宅は、昔から長毛のネコと縁があるらしい。掃除は大変だが、抜け落ちた毛を使って毛玉を作るなんていう遊びをしていた。

このように長毛ネコとの暮らしを楽しむ術を知るご主人は、一体どんな方なのだろう?

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長井さん
パパー!
長井さん
パパもロン毛です。
長井さん
ロン毛スリーです。

2匹の乙女ネコを溺愛するのは、デザイナーの永井裕さん。子供の頃からネコを飼っている、生粋のネコ好きだ。

多頭飼いはマコロンとサラが初めてだったらしいが、可愛い娘たちにはまんべんなく愛情を注ぐ。

「マコロンは眉間やアゴの下を撫でられるのが好きで、サラはほめてあげると喜ぶんですよ」。

乙女心をよく理解しているようだ。

サラ
パパー! ごはん、ごはんっ!
マコロン
きたーっ! にゃっ!(あ、あたしの!)

娘たちの喜ぶ顔を見るため、永井さんは手作りネコごはん教室にも参加したという。

「妻と一緒に行ったのですが、男は私しかいませんでしたね……」。

少し肩身の狭い思いをしながら作ったネコごはんは、2匹の乙女たちに喜んでもらえたのだろうか。

「全然食べてもらえませんでした」。親の心子知らず。しかし、語る永井さんの表情は楽しそうだ。

本
こちらパパ&ママ著作。
サラ
肉球わー。ぷにぷにわー。
マコロン
ごろごろ、にぁあ。

「本当は仕事場にネコたちを連れて行って、みんなに見せびらかしたいくらい」。

怖がるため外には連れ出せないらしいが、きっとそれでいいのだろう。

永井さんご夫婦がいるこの愛情たっぷりの家以上に、彼女たちにとって幸福で穏やかな場所はないだろうから。

マコロン
世界はきっと広いんだろうけど。
サラ
あたしたちは、ここでいいの。


石原さくら(いしはら さくら)=写真
猫写真家・ブリーダー

‘76年生。東京工芸大学写真学科卒業後、女性ファッション誌、カルチャー誌、広告を中心に活動。‘08年に愛玩動物飼養管理士を取得して以降は猫写真家としてさまざまな媒体で猫の写真を撮り続ける傍ら、ブリーダーとして自ら猫を育てている。

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