左脳を刺激する! オッサンIT化計画 Vol.88
2019.07.10
LIFE STYLE

夏には「音」が欠かせない! DJ、作曲…… 音楽の愉しみが広がる秀逸アプリ

>連載「オッサンIT化計画」を読む

音楽を聞く男

パーティやアウトドアレジャーなど、人が集まる場所で欠かせないのが「音」。カセットテープやCDの時代に比べ、スマートフォンとスピーカーがあれば、すぐに音楽を流すことができるようになったが、それだけに“一歩進んだ”愉しみ方にこだわってみたい人もいるはずだ。

そこで、DJプレーや楽器演奏、さらにはオリジナルの楽曲発表など、周囲に一目置かれる音楽の楽しみ方を披露できる、簡単操作が魅力のツールをまとめて紹介しよう。


初心者からプロ向けまで。本格プレーが可能な優れもの

クラブ世代の人なら、誰もが一度は憧れたDJプレー。なかには実際にターンテーブルとミキサーを購入したものの、意外と難しくて挫折した過去を持つ人もいるだろう。そこでオススメしたいのが、スマートフォンひとつで、誰でも気軽にDJプレーを楽しめる「djay」(AndroidiOS)だ。

画面キャプチャ
MIDIコントローラーを接続することで、より本格的なDJプレーも楽しめるようになっている。全機能を解除するためには課金が必要だ。

直感的に利用できる画面構成に加え、初心者にとってうれしいのが曲同士のピッチと、つなげるタイミングを自動的に調整してくれるシンクロ機能。つなげたい曲を選ぶだけで、本格的なDJプレーが可能になる。

端末に保存された楽曲だけでなく、Spotifyの音源が利用できるのも魅力のひとつ。文字通り、スマートフォンさえあれば、いつでもどこでもクラブのような空間を演出できるのだ。ちょっとしたパーティはもちろん、アウトドアで盛り上がりたいときにも重宝するはずだ。


画面を指で撫でるだけで演奏できる! ユニークなシンセアプリ

もっと積極的に音楽をエンジョイしたい人にとって選択肢のひとつとなる楽器演奏。大人の趣味として、再びギターやピアノに挑んでいる人も多いと思うが、自在に演奏を楽しむためには、それなりの修練が必要となる。しかし「KORG Kaossilator」(AndroidiOS)なら、そんな面倒は一切なし。誰でもすぐに楽器を演奏する快感を味わえる。

画面キャプチャ
iOS版の価格は2400円。Android版は1980円と、やや高価なアプリだが、それだけの価値は十分にある。

シンセサイザー・アプリの一種だが、鍵盤ではなく画面上のタッチパッドに指で触れることで演奏できるようになっている点が大きな特徴。リズムやメロディなど、プリセットのパターンが豊富に用意されており、それらを組み合わせたバックトラックにあわせて演奏すれば、オリジナルのEDMのチューンがいとも簡単に完成してしまう。

操作感の気持ち良さは格別で、実際に触ってみれば、誰でも夢中になれること請け合い。ひとり時間の暇つぶしにも最適だ。

NEXT PAGE /

トラックメイクの愉しさを気軽に体験。サンプラー機能も面白い!

DJプレーに楽器演奏とくれば、その次のステップとして目指したいのは作曲。イメージを曲にするというと高尚な趣味のようだが、「Remixlive」(AndroidiOS)があれば、簡単な操作で本格的な作曲やリミックスの作業が行える。特にEDM系のトラックメイクにはオススメのアプリだ。

画面キャプチャ
イコライザーや各種のエフェクトも標準装備。プロのDJやミュージシャンがつくった音源集を追加購入して利用することも可能。

リズムマシーンを演奏するときのように、ビートやループサウンドが割り当てられたボタンを操作してトラックを組み立てていくのが基本。

サンプルの音源だけでも十分楽しめるが、よりオリジナリティを出したい場合には、新たな音を録音してビートやループに利用するサンプラー機能も用意されている。ちょっと難しく思えるかもしれないが、少しいじってみるだけで、すぐに操作に慣れるはず。玩具で遊ぶような感覚で、気軽にチャレンジしてみよう。


鼻歌からメロディを抽出し自動作曲。子供と遊んでも楽しそう

最後に紹介するのは、気軽に音楽をエンジョイするアプリの中でも、特にユニークな存在といえる、鼻歌(ハミング)をもとに自動作曲してくれる「HumOn(ハムオン)」(AndroidiOS)だ。

画面キャプチャ
プリセットで用意されているリズムや伴奏の音色、音量を調整するための機能も用意されている。よりオリジナリティのある楽曲づくりが可能だ。


さらに凄いのが、録音したメロディに合うコードを自動的に生成する機能だ。バラード、R&B、ロック、クラシックなどジャンルを選べば、いとも簡単に“それらしい”1曲が完成してしまう。録音後に音符の位置を調整する機能も用意されているので、失敗を恐れず鼻歌を口ずさめるのも良いところ。こちらはパーティというよりも、子供や家族と一緒に楽しみたいアプリといえるだろう。

聴いて愉しい音楽ならば、自分で参加したほうがより愉しめるはず。これまで楽器演奏や歌うことに抵抗があった人にこそ、これらのアプリを試してほしいところ。これまで知らなかった、音楽の新しい魅力を発見できるはずだ。

石井敏郎=文

# DJ# アプリ# オッサンIT化計画# 音楽
更に読み込む