OCEANS

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2019.06.28

かぞく

子供を通して見る、パートナーの嫌いなところ・好きなところ

>連載「隣のオッサンは青いか?」を読む

夫婦の間に授かった、愛おしい我が子。産まれる前に「どっち似かな?」なんて話すものだが、正直なところ「頼むから妻のココだけは遺伝しませんように!」と思ったこともあるのでは?(絶対に妻には言えないが……)

さて実際、子供はどのように育ったのだろうか? 結婚5年以上、36歳~44歳までの既婚子持ちの男女200人(各100人)に、子供がパートナーに似ているポイントについて質問をぶつけてみた。

 

「似てくれてよかった」「似てほしかったのに……」
ともに多かったのは、パートナーの“性格”


怒る女の子

さて、まずは傾向分析から行ってみよう。(以下、フリーコメントから分類し、割合を算出)

●子供がパートナーに似ないでほしかった(けれど、実際には似てしまった)こと
1位 性格 30.0%
2位 とくにない 30.5%
3位 見ため 22.0%
4位 その他 15.5%
5位 能力(運動神経など) 2.0%

●子供がパートナーに似てくれて良かったこと
1位 性格 43.0%
2位 とくにない 25.5%
3位 見ため 13.0%
4位 能力(運動神経など) 10.5%
5位 その他 8.0%

傾向は2つの項目ともにほぼ同じ。「性格」、「とくにない」、そして「見ため」が続く結果に。「似ないでほしかったこと」に「とくにない」との回答が、3人に1人程度から上ったことは、パートナーからの評価を気する人にとっては、ちょっと安堵する点と言えるかもしれない。

なお、最も多かった「性格」に関しては、具体的に以下のような回答が寄せられた。


【似ないでほしかったこと】
「好き嫌いが激しい。飽きっぽい」(36歳/男性)
「真面目過ぎるところ。たまに融通が利かない」(37歳/女性)
「おっとりした性格。女性にとっては魅力だが、男の子だとちょっと不安」(40歳/男性)
「不注意。うっかりが多いので、こちらが焦る」(41歳/女性)

【似てくれて良かったこと】
「優しく、おおらかなところ」(36歳/女性)
「社交的で色々な友達と付き合えるところ」(44歳/男性)
「人として正しいことを貫ける強さ」(39歳/女性)
「色々なことに対してコツコツと頑張るところ」(43歳/男性)
「物怖じしないところ。自分は慣れない場所で物怖じしてしまうので、パートナーに似てくれて嬉しい」(44歳/女性)
「ひょうきんなところ。自分は真面目なタイプなので私に似なくて良かった」(42歳/女性)


「似ないでほしかったこと」からは、パートナーに対して日頃から抱えている不満。対して「似てくれて良かったこと」からは、実はパートナーのこんな面に好感を持っているということが、子供を通して浮き彫りに。

特に「似てくれて良かったこと」に関しては、こんなストレートなベタ褒めはなかなかしてもらえるものではないかも……。



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