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“見ため”や“能力”を挙げた人たちの回答は……?


スポーツをする子供

一方、「見ため」に関しては辛辣な意見も出てくるのでは……と思っていたが、意外に瑣末な点も多い模様。例えば、こんなコメントだ。


【似ないでほしかったこと】
「地黒なところ。女の子だからかわいそう」(40歳/女性)
「主人は一重なので……子供(4人)はみんな一重」(41歳/女性)
「天然パーマ」(36歳/女性)
「太りやすい体質」(44歳/女性)
「歯並び。矯正すればいいけどお金がかかる」(44歳/女性)

【似てくれて良かったこと】
「色白」(41歳/女性)
「顔。男の子だがいつまでも可愛いと思う」(40歳/男性)
「目がくりっとしているところ、まつげが長いところ」(43歳/男性)
「歯ならび」(42歳/男性)
「痩せているところ」(39歳/男性)
「身長の高さ」(44歳/男性)


ちなみに、「能力」に関していうと、「似ないでほしかった」と回答した人はほとんどいなかったが、「似てくれて良かった」と回答した人は15%弱。中でも、女性から以下のような回答が目立った。


「夫が理系なためか、息子たちも理系が得意。最近は夫の代わりに電気系統などの作業をできるようになり助かるようになった」(40歳/女性)
「運動神経が良いところ。自分は運動が大の苦手だから」(40歳/女性)


本人に言わないだけで、実はオトーチャンのこんなところを格好いいと思ってくれているのだ。

 

ここまで読んできて、お気づきの通り、似てほしくなかった点・似てくれて良かった点は、当然ながら、お互いがパートナーに対して感じる不満や尊敬とリンクしている。

結婚から何年も一緒に過ごしていると、かつて魅力的に感じていたパートナーにも慣れてきてしまう。しかし、子供を通してパートナーを見てみたら、「やっぱり相手のこういうところが好きだ」と惚れ直し、パートナーにも子供にも愛しさが増してくる可能性があるということだ。

「この子が俺に似てるのってどんなところかな?」たまにはこんなことを、妻に聞いてみてもいいかもしれない。当たり前になりすぎて、褒め合うことが減った夫婦関係だったとしても、意外と子供を通して、パートナーが自分を尊敬している部分が発見できる……かも?



アンケート協力=アイリサーチ

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