Good Packing Guy Vol.27
2019.06.23
LIFE STYLE

サーフィン暦20年超のベテランが教える、海外サーフトリップの必需品

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いよいよ夏本番。やはり夏といえばウォーターアクティビティが楽しい季節。しかし水着に着替えにタオルに……と、大荷物になる心配が。非日常のパッキングだからこそ、最適解を導き出すのが難しいもの。

それなら外遊びの“プロ”が、どんなパッキングを実践しているのか、荷物を減らすコツはあるのか教えてもらおう。

金替雄太さん

今回はサーフィンを嗜むこちらの方にご登場願った。パッキングを見せてくれたのは、Chah Chah(チャーチャー) ディレクターの金替雄太さん。

自身のブランドのほか、アイウェアブランドのギャレット・ライトをはじめ海外アパレル、雑貨などのディストリビューションを行う。

20年以上も続けるサーフィンは、もはやライフスタイルの一部。アメリカの西海岸をはじめ、海外・国内問わず毎年数回はサーフトリップへ行くそう。

「サーフトリップというと大荷物を連想している人が多いようですが、実際は身軽に行けるもの。海外へのトリップも意外とハードルは低いです」。

もっとサーフトリップを身近に感じてほしいという金替さん。自身でも気軽に楽しむため、できるだけ身軽になる工夫をしているそう。そのキーワードとなるのが一石二鳥で使えるものを選ぶこと。

それではさっそく、金替さんが海外にサーフトリップへ行く際のパッキングを見せてもらおう。

 

必須ギアは、意外と少ない!

サーフギア

こちらが、サーフィンの必須アイテムたち。国はもちろん、日帰り・泊まりとシーンを問わずいつでも使う、夏定番のアイテムだ。

愛用するサーフボード「INSANE SURFBOARDS Squider」のほか、ウェットスーツ、リーシュコードなどのアクティビティ用ギアが3点。そしてアフターサーフで使うバスタオル、水着にビーサンと計6点がセット。「正直、これさえあればサーフトリップは十分楽しめます。逆に言えば、これがないとサーフィンができない、超スタンダードなアイテムですね」。

 

サーフボードを入れるだけ。専用の緩衝材がある!

インナーバルブケース

「おそらく、板を飛行機へ積み込むための準備が、旅でいちばんネックに感じるのかも」と金替さんが話すように、サーフトリップで気になるのがサーフボードの持ち出しだ。

そんな人にぜひ知ってほしいというのが、インナーバルブケース。丈夫なプチプチ緩衝材がそのままボードの形になったものだ。このケースに板を入れ、メインのハードケースに収めるだけでOK。取っ手に付いた荷物タグが語るように、そのまま荷物として預けて問題ないそう。

「飛行機に乗せる際、緩衝材などを板にグルグル巻いて、という話を聞きますが、これはボードを入れるだけで簡単にパッキング完了。ボードケースにはほかの必須アイテムも入るので、あとは財布・携帯を持ったらサーフトリップができるほどですね」。

 

マルチに使えるカーアイテムがパッキングに必須!?

ハンギングベルト

こちらはキャプテンズヘルムのハンギングベルト。クルマの天井へ取り付け、サーフボードを載せるアイテムだが、旅へ向かう際は上記のサーフボードケースに取り付け、場面によって各所に固定させるほか、スーツケースベルトにもなる。

「現地に着いたらレンタカーを借りることが多いので、クルマに乗ったら車内に取り付けます。サーフトリップ中にあると便利なアイテムです」。

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“バッグを兼ねた服”という斬新な選択肢

オールインワン

トリップ中の着替えを見せてくれたが、実はコレが金替さんの荷物を最小限にするための最大のポイントと言っても過言ではない。

「どちらもチャーチャーの服ですが、現地ではバッグを持たず、すべてポケットに入れて移動します。サーフギア以外、手ぶらなんです」。

そう話すように、上下が一体化しているオールインワンはポケットが最大で10個も付き、まさにバッグいらずなスグレモノ。

チャーチャーとリー、テンボックスがコラボしたオーバーオールは、前ポケットがサコッシュに変身。ここにパスポートや財布を入れ、気分に合わせて付け外ししているそう。

ポケットは取り外すとサコッシュに早変わり。
ポケットは取り外すとサコッシュに早変わり。

しかも、オーバーオールの足は半分をジップで取り外しでき、気温に合わせて半パンにしたり長いパンツにしたりと、とにかくマルチ。

丈の長さ
丈の長さも変えることができる。

これがあれば着替えとバッグをパッキングする必要がなくなる。

 

海外トリップには、大きめの防水バッグが便利

防水バッグ

サーフィンを楽しんだ後は必ず必要になる、濡れた着替えを入れるためのケース。飛行機を使ったサーフトリップには、ハーシェルのトレイル ドライバッグが活躍。

ウェットスーツも入るサイズなので、濡れたアイテムはすべてここへ収納できるそう。長めの取っ手があるので、通常のバッグとしても活用可能だ。

「口を折り返すと大きさが変わるので便利。旅行帰りはサブバッグにもできるので、とにかく荷物に入れておくと何かと使えます」。

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防寒着と雨具はこれひとつで兼用

防寒ギア

日中と夜の気温差が激しい日もあるため、アウターは必須。レインジャケットはアメリカで新品で購入したもの。アメリカでは傘を差す習慣があまりなく、雨具は防寒着も兼ねて持っていくという、まさにマルチなアウターだ。

「アメリカに行くと、現地の人は傘を使わないんですよね(笑)。なので、僕も傘は持って行きません。現地の移動中はクルマの中に入れておくと、どんな天候変化があってもこれだけで対応できます」。

 

リモワは旅に必須の定番アイテム

リモワのバッグ

そして、先述のサーフボード以外の荷物は、すべてこのリモワのスーツケースへ収納。仕事・プライベートを問わず長期旅行の相棒だ。スタイルを問わず使えるアルミのボディが決め手となっている。

金替さん

今回見せてもらったパッキング。大きな荷物としては、ボードが入ったインナーバルブケースと、リモワのスーツケースで完結する。

ウォーターアクティビティだとアレもコレも……と考えがちだが、基本はこれだけでサーフトリップを楽しむというから、その荷物の少なさに驚く。

金替さんのように、手ぶらになれる着替えや防水のバッグ、傘が不要のアウターなど、“一石二鳥”なアイテムを多用すれば、イザという場合も困ることなく、身軽にサーフトリップが楽しめそうだ。金替さんのパッキングを参考に、もっと気軽に旅の計画を立ててみてはいかがだろうか。

ちなみに、国内で短期間になると、さらに荷物が減るということで、そちらは次回見せてくれることに。乞うご期待。

 

櫛ビキチエ=写真 金光照子=取材・文

# Good Packing Guy# サーフィン# パッキング# 海外
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