>連載「オッサンIT化計画」を読む うっとうしい雨のシーズンが到来。しばしの我慢……と思いきや、梅雨が明けても、予期せぬ雨に悩まされるのが日本の夏というもの。
英国紳士よろしく、ステッキがわりに傘を持ち歩く習慣のあるダンディならともかく、オッサンたちの大半は、雨の予報があったとしても、極力軽装で出かけたいのではないだろうか。
そこでオススメしたいのが、日本では初となる有料のシェア傘サービス「
アイカサ」。2018年12月にサービスを開始し、2019年6月からは都内(渋谷、上野が中心)に加え福岡市内にもエリアが拡大された。
1日70円から。どこで借りても返してもOKなレンタル傘
国内でも定着し始めているシェアサイクルと同様に、アイカサの対応スポットなら、異なる地点で自由に借りたり返したりできる(東京で借りた傘を福岡で返却してもOK)ことが特徴となるこのサービス。
1回70円(1日)というだけでも十分安価だが、1カ月420円で何回でも使い放題になる点も大きな魅力だ。
LINEとの提携でユーザー登録やレンタルの操作も簡単に
料金体系だけでなく、利用手順も特徴的。通常、この手のレンタルサービスは専用アプリをインストールしたり、初回利用の際にユーザー登録が必要だったりするのだが、アイカサの場合はLINEと提携しているため、LINEユーザーならアイカサを「友達追加」するだけで、すぐに利用できるようになっている。
現在地で15分以内に雨が降る可能性がある場合に、LINEのメッセージでアラートするとともに、最寄りのスポットを教えてくれるのも親切な機能といえる。サービス開始から約半年ということで、まだまだスポット数が少ないのが最大の難点ではあるものの、傘を持ち歩くのが面倒なオッサンたちにとって、かなり気になるサービスではないだろうか。
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