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2019.03.31

ライフ

活用のコツは? 話題の“新型”モバイル決済サービスを比べてわかったこと

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QRコード決済
現金決済や既存の決済サービスに比べ、高率のポイント還元やキャンペーン特典といった魅力的な要素で注目される、QRコードを利用するタイプの“新型”モバイル決済サービス。
2019年10月から実施予定の消費税増税を前に、利用を検討するオッサンも多いだろう。
とはいえ、お金にまつわるサービスだけに、気軽に試してみるというわけにもいかないはず。そこで、“新型”モバイル決済サービスのなかでもメジャーな部類に入る「PayPay」、「LINE Pay」そして「楽天Pay」を、読者にかわって体験。その結果わかった、オッサンが心得ておくべき“新型”モバイル決済サービス使いこなしのコツをまとめてみた。

還元率はLINE Payがやや有利?
各サービスの特徴をまとめてみると……

具体的なレポートに入る前に、今回体験した「PayPay」、「LINE Pay」そして「楽天Pay」の特徴をまとめておこう。
比較表
”新型”モバイル決済大手3サービスの特徴。
まずは、もっとも気になるポイント還元率について。キャンペーン時などを除けば、基本的にはどれも決済額の0.5%が基本。ただし、LINE Payは毎月の合計決済額に応じて還元率が最大2%にアップする点がほかのサービスにはない大きな特徴だ。楽天Payの場合も、楽天ポイントのランク制度に応じ還元率がアップされる場合があるようだ。
とはいえ、どのサービスも1カ月あたりに獲得できるポイント数に上限が設けられており、基本的には5000円相当のポイントまでしか獲得できない。また、家電など大きな買い物をしたい場合は、決済金額に上限が設けられている点にも注意が必要だ。
使い勝手という点では、チャージ方法も気になるところ。今回比較した3つのうち、種類がもっとも充実しているのはLINE Payだ。コンビニのレジやセブン-イレブンのATMを使い現金でチャージできるのは、財布替わりに活用したい人にとってかなり便利に感じられるだろう。


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