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2019.03.09

たべる

ハンバーグ漬けの青春時代を過ごしたマーシー考案「ガーリックハンバーグ」

本誌看板モデルのマーシーこと三浦理志さんは、仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。そんな彼のリアルなライフスタイルから生まれたレシピを、ここに紹介しよう。
高校を卒業してすぐの頃、弁当店でバイトをしていたことがあるんです。そこの断トツ一番人気だったのが、ハンバーグ弁当。“まかない”は好きなメニューを選べたので、僕もコレばっかり食べてました。あの頃の僕は、弁当店のハンバーグでできていたと言ってもいいぐらい(笑)。
そんな思い出の味であり、青春時代の象徴でもあるハンバーグを僕なりに再現して進化させたのが今回のミウラメシ。
にんにくでパンチを利かせた牛挽き肉のハンバーグは、玉ねぎをすりおろしてそのままタネに入れるのが最大のポイントなんですが、こうすることで、ふんわりジューシーに仕上がるんですね〜。

さらに、牛脂を加えてコクと旨味をアップしているのもこだわり。で、コイツにこれまたにんにくたっぷりの濃厚なソースをかければ……もうハッキリ言って、思い出のハンバーグよりはるかにウマーシー。白飯にも、バッチリ合いまっせ!
「ミウラメシ」を最初から読む
【今回のメニュー】
ガーリックハンバーグ
モデルのマーシーこと三浦理志さんが作るガーリックハンバーグ
【材料】※2人前
【A/タネ】
牛挽き肉 300g
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
牛脂 1かけ
卵 1個
パン粉 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
ナツメグ 少々
ケチャップ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
じゃがいも 2個
ブロッコリー 適量
【B/ソース】
玉ねぎ 1/8個
にんにく 2かけ
ベーコン 2枚(約30g)
デミグラスソース 1/2缶
赤ワイン 大さじ3
水 大さじ4
ブラックコーヒー 大さじ1(液体)
バター 20g
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
◆1
ハンバーグのタネを作る。Aの玉ねぎ、にんにくをすりおろし、牛脂を細かく刻む。
僕は、タネに入れるナツメグをちょっと多めにするのが好みっす。
Aのほかの材料すべてと一緒にボウルに入れ、粘り気が出るまでよく混ぜ合わせる。

◆2
手にオリーブオイル(分量外)を塗り、1を半量ずつ手に取ってキャッチボールするようにして空気を抜きながら厚めの小判形に成形する。
[上]タネを成形する際は、手にオリーブオイルをつけるとくっつかなくてやりやすいのでお試しあれ。 [下]焼くときにひび割れて肉汁が出てしまわないよう、空気をしっかり抜いてから成形するのがポイント。最後にくぼみをつけるのもお忘れなく!
仕上げに中央をへこませてバットなどに並べ、ラップをかけて冷蔵庫で30分ほど寝かせる。
成形したタネを冷蔵庫で寝かせている間に、付け合わせとソースの準備をします。
◆3
じゃがいもをよく洗い、皮付きのまま包丁で十字に切り込みを入れる。耐熱皿にのせて軽くラップをかけ、電子レンジ(600W)で7分加熱する。レンジから取り出したら、下半分をアルミホイルで包み、200度に温めたオーブンで5分ほど焼く。ブロッコリーは食べやすい大きさにカットして茹でる。

◆4
Bの玉ねぎ、にんにくを薄くスライスする。ベーコンは3センチ幅に切る。
◆5
ハンバーグを焼く。フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、2を2つとも並べて焼く。
冷蔵庫から取り出したら、焼く前にもう一度、形をキレイに整えるべし。
片面を3分ほど焼いたらひっくり返して蓋をし、さらに3分ほど焼く。蓋を取って再度ひっくり返し、そのまま少し焼く。

中央を押して透明な肉汁が出てきたら焼き上がりのサイン。

◆6
ソースを作る。ハンバーグを取り出した5のフライパンにBのオリーブオイルを入れて中火で熱し、4を入れて炒める。
ハンバーグの旨味がたっぷり残ったフライパンでソースを作ります。ただし、焦げはしっかり取り除いてくださいね。
香りが立ってきたらバター以外の残りのBを入れて混ぜ合わせ、最後にバターを入れて混ぜながら少し煮つめる。
デミグラスソース、赤ワイン、水、コーヒーは事前に全部合わせておくとスムーズっす。
◆7
器に5のハンバーグ、3のじゃがいもとブロッコリーを盛り付け、6のソースをかければ完成。

[三浦理志 プロフィール]
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。

三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング 嶋田裕子=文・編集


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