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2019.01.26

ライフ

エジプトめし「コシャリ」、日本での反応は? 店主が抱く夢

OCEANS’s PEOPLE ―第二の人生を歩む男たち―
人生の道筋は1本ではない。志半ばで挫折したり、やりたいことを見つけたり。これまで歩んできた仕事を捨て、新たな活路を見いだした男たちの、志と背景、努力と苦悩の物語に耳を傾けよう。
>須永司のインタビューを最初から読む
須永司は現在35歳。「エジプトめしコシャリ屋さん」の主人である。
京都の有名私大を卒業後、電子部品メーカーで営業職として活躍し、10年目に退社。日本ではまったく知られていないエジプトの国民食・コシャリを日本に定着させるべくキッチンカーで奮闘中である。
さて前回、ついに会社を辞めた須永。エジプトでレシピを学び、帰国後その再現に成功した……ところまでがようやくたどり着いた。
だが、退社後5カ月が過ぎようとしていた。それまで一個のコシャリすら売っていなかった。ようやく「コシャリの準備が整った」段階。とにかくまず1個売りたかった彼は、どんな作戦をとったのか。いかにしてキッチンカーを手に入れることができたのか。共通するヒントは“BANZAI ATTACK!”。コシャリ屋さん・須永司の最終回である。

コシャリが商品として提供できるレベルになったのが、2015年9月。


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