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2018.11.30

かぞく

最高額2600万円!40代夫婦のへそくり、秘密の事情と使い道

「隣のオッサンは青いか?」を最初から読む
家族共有の財布とは別に、こっそりとお金を貯めておく“へそくり”。結婚5年以上の子供がいる40代既婚者男女各100人(計200人)に尋ねたところ、女性は4割以上、男性は3割以上が、現在へそくりをしているという。
では、「へそくりがある」と答えた人は、実際にどれくらいの金額を家族に内緒で貯めているのだろうか? へそくりの“金額”と“使い道”についてアンケート調査を実施した(アンケート協力:アイリサーチ)。

男女の平均へそくり額は“半月の給料分”

男女の平均へそくり額は“半月の給料分”
■現在のへそくり額は?
【男性】(33人)
中央値:20万円
(最高額:2600万円、最少額:5000円)
【女性】(45人)
中央値:10万円
(最高額:600万円、最少額:5000円)
まずは、へそくり実践者にその金額を聞いたところ、男性の中央値は「20万円」、女性は男性より10万円ほど低い「10万円」。男性は2600万円、女性は600万円と極端に高い人はいるものの、ならすとそこそこ現実的な数値となった。
国税庁の民間給与実態統計調査(平成29年度)で、40代前半の男性の平均給与は569万円、女性は310万円だったところを見ると、男女ともに現在のへそくり額は“半月の給料分”程度と言えそうだ。

高額へそくりは何のため? 男女で微妙に異なる使い道

高額へそくりは何のため? 男女で微妙に異なる使い道
男女ともに“最少額”は5000円から。一方、“最高額”は男性は2600万円、女性は600万円と開きが出たが、こっそり貯めた“へそくり”は一体何に使う予定なのだろうか? 男女それぞれから、その使い道を教えてもらった。
※以下、「へそくりの使い道」(へそくり額、回答者の年齢)

【へそくりの使い方 〜男性編〜】

男性のへそくりの使い方は?
■自分自身のため
「趣味の撮影機材の購入」(5000円、46歳)
「一人旅に行く」(3万円、46歳)
「自身の日々の労働への、自分に対する褒賞として、好きなことに使いたい」(300万円、48歳)
「ご褒美」(5000円、45歳)
■妻のため
「銀婚式など特別な日の妻への贈り物」(100万円、47歳)
「自分の欲しいもの、もしくは妻へのプレゼント」(5000円、46歳)
■養育費として
「子供の養育費のため」(2600万円※最高額、45歳)
「育児の緊急資金」(600万円、41歳)
「子供と自分のために使う」(300万円、41歳)
■定年後の生活のため
「定年後に妻と旅行する」(1500万円、47歳)
「老後の資金」(1000万円、47歳)
最高額「2600万円」と答えた人をはじめ、へそくりは「子供のため」にしていると答えた男性は、平均的な額を大幅に上回る傾向にあるようだ。また、40代後半の男性からは、定年後の生活を見越して大きな額をへそくりとして貯めている、という声も少なからずあった。


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