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2018.11.21

ライフ

数百万円で “億”別荘オーナーに!? 「タイムシェア別荘」という選択肢

連載「実現可能か!? 俺の週末・軽井沢ライフ」
’80〜’90Sに青春をすごした男にとって、軽井沢は特別な場所である。かつて避暑地として一世を風靡した、緑深くも都会的なその土地に、憧れを抱かずにいられない。そんな場所に拠点がつくれるとしたら! 今回のテーマは別荘購入。低・中・高価格帯の3段階に分けて、憧れの別荘を覗き見する!
連載「実現可能か!? 俺の週末・軽井沢ライフ」をはじめから読む
軽井沢の閑静な別荘で、優雅な休日を満喫する。旧軽井沢などの一流エリアでそんな暮らしを送れるのは、ほんの一握りの人間だけだった。しかし、別荘を複数人で所有する「タイムシェア別荘」なら、そんな夢の実現も可能になるという。軽井沢でタイムシェア別荘を販売する笹沢建設の森角和行さんに話を聞き、そのサービスの仕組みと魅力に迫った。

立地も設備も文句なし。夢に描いたままの“億物件”


背の高いカラマツの林と、思い思いに色づく紅葉の群れ。歴史の残り香を漂わせる並木通りに、ついつい見とれてしまう。別荘地として根強い人気を誇る南原エリア。ここに噂のタイムシェア別荘があるという。
目の前に現れたのは、貫禄ある別荘。外壁は高級感あふれる天然石と、木の深みを感じるレッドシダーに覆われている。地を這うような平屋建てなのは、木立に潜ませるためのニクい演出だろう。

「この物件は、時価総額にすると1億9000万円ほど。正真正銘の高級物件です」(森角さん、以下同)。
手入れの行き届いた庭を覗けば、目に飛び込むのは大型テラス。来客を招いても余りある59坪の建物には、鉄板焼きコーナーを設けたキッチン、景色を眺められるガラス張りのバスルームも完備されている。駅から4kmとアクセスも良く、別名「東京24区」と呼ばれる軽井沢の利便性を享受できる。
立地も設備も文句なし。そんな億物件を格安で所有できるタイムシェア別荘とは、一体どんなサービスなのか。



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