Good Packing Guy Vol.15
2018.11.04
LIFE STYLE

封筒が役立つ!? 美しすぎるユニークな出張バッグの収納アイデア

連載「Good Packing Guy」
お気に入りのバッグを選んだはいいけど、“中身”はどうか。出張や旅行、通勤やおでかけまで、常につきまとうのがパッキングという作業。賢く効率的に荷物を詰めるテクニックを学べば、毎日がきっと楽しくなる。目指せ、Good Packing Guy!

これまでたくさんのビジネスパーソンのバッグの中身を見せてもらってきた。どんなにスマートなパッキングをこなしている人でも、やはり最初に決めるのはやはりバッグ。収納の数やデザイン、素材や重さとそれぞれ選ぶポイントは異なるが、どれも“使いやすさ”を求めてチョイスした大事な相棒だ。しかし、こだわりのバッグにフィットしたオーガナイザーがあるわけではないのが現実。
 
せっかく使いやすさにこだわって選んだのなら、中身だって使い勝手を追求したい。今回は、そんなワガママを見事に叶えた、ユニークなアイデアを発見!

パッキングのアイデアを伝授してくれるのは、話題のメンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」に勤務する木下達哉さん。新規販路拡大を担当し、アパレルやセレクトショップのほか、ホテルアメニティ導入などのために現地視察だけでなく商談も行うため月の出張は1〜2回ほど。訪れる地域はさまざまで、いつも日本全国を駆け巡っている。
 
前職がアパレルだったこともあり、持ち物へのこだわりは人一倍。家具や雑貨、小物選びといったインテリアが趣味ということで、やはり使用するモノもデザインを重視しているそう。

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長時間の移動も、薄くて軽いバッグで疲れ知らず

普段はもちろん、木下さんと全国を共にしている相棒はザ・ノース・フェイスのバイト25。サイズは46×29×17cmと、PCや資料がしっかり入る高さを確保しつつ、とにかく薄いのが特徴のバッグパックだ。
 
外付けポケットなどの装飾がなく、とにかくシンプルな見た目。どんなファッションも邪魔をしないだけでなく、その分軽さもポイントのひとつだとか。また、ベルト部分に付いた薄いハーネスが体にフィットし、動いた際のブレが少ない。そのため⻑時間背負っていても疲れにくいそう!
 
側面はシンプルだが、手前にはキーフック付きメッシュポケットや、伸縮性のあるポケット等が装備され、整理しながら収納できる室内が。

必要なものが瞬時に取り出せる、3つの室内

また、メインコンパートメントは開口部がバッグ本体の約2/3まで開閉可能に。出張時に入れる着替えなどの大きな荷物が収容しやすいのがうれしい。さらに奥のコンパートメントは、ファスナーの開閉が大きだけでなくPCが取り出しやすい仕切り付き。折り曲げたくない大事な資料もここに入れているそう。
 
こうした機能も非常に便利な点だが、何より3つの室内で荷物を分けて収納できるのが最大のメリット。こうしてファスナーで仕切られていれば必要なときに、必要な室内を開くだけでOK。荷物を探す手間を省くことができる。

バッグの特徴を活かした、封筒は最強のパッキングアイテム!

せっかく薄い縦型のバックパックでも、着替えを入れてバックパックがパンパンになっていては特徴が活かせていないも同然。そう考えた木下さんが選んだオーガナイザーは、なんと事務用品の封筒だった!
 
バッグの形状に合わせ縦型で薄く収納できるものを探したところ、これが最適だったとか。耐久性のある封筒型を探し、デニムなどに使用されているラベル素材の黒封筒を無印良品で購入。白いものはメゾン マルタンマルジェラで見つけた白布の封筒。着替えの収納にはこれらを愛用している。アパレル出身ということもあり、しっかりとした素材を選んでいるあたりもさすがの一言。

メリットしかない!止め紐封筒のパッキング術

封筒はどちらも開閉が留め紐になっているタイプ。開封する際は、まるで受け取ったプレゼントを開けているかのような高揚感を味わうことができるとか。しかし、これが気持ちの切り替えにもなり、気を張り続けてしまう出張先で、しっかりオンオフをスイッチできているとか。
 
また、色別に収納するアイテムも分かれている。黑封筒は中身が見えないことから、下着や靴下を収納。白封筒はTシャツを入れている。縦型なので丸める必要がなく、しわが付きにくいなんて利点まで。

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ポップな見た目に反した、ハイスペックなポーチ

メイン室には着替えの封筒のほか、取り出しやすいように洗面用具を入れたウォータープルーフポーチもイン。こちらはフィットネスブランドであるニュートラルワークスと、競泳水着で知られるスピードのダブルネームだ。


 
Sサイズと小さいボディだが、フルオープンになる防水ジップのおかげで見た目以上の収納力。中にはヘアセットのためのコームやワックス、オーラルケア用品、スキンケア用品と身だしなみアイテムがすべて入っている。軽くて薄いシリコンコーティングナイロン製のボディは水を通さず、このまま浴室や洗面所に持って行くそう。

メンズだって、日々のケアはぬかりなく!

女性用のスキンケアアイテムが充実しているホテルは多い。しかし、男性用のスキンケアを充実させているホテルはまだまだ少数。木下さんが出張時や旅先で必ず持っていくようにしているというのが、バルクオムの「ザ スターターキット」だ。


 
1週間分のトラベルセットで、洗顔、化粧水、乳液といったベーシックアイテムはもちろん、ミニ洗顔ネットまで入っているので、意外と乾燥しがちなメンズの肌をしっかり労ってくれる。出張先で疲れの溜まった翌朝の肌も元気に見せてくれるので、これがあれば仕事もうまく行くはず! また、HOW TOブックも付いているので、非日常的な旅先でスキンケアを体験するのもアリ。

無駄なく機能性を活かせば、見た目もスタイリッシュに

移動が多く、慣れない土地を歩き回る出張時。それでも、着替えに洗面用具、ガジェット類と、持ち出す荷物は多くなって当然。しかし、せっかくデザインで選んだスマートなバッグにパンパンの荷物を入れたらどこか野暮ったく見えてしまう。かといって、収納力だけでバッグを選ぶわけにもいかないのがビジネスパーソン。
 
もしバッグのカタチに合う収納がないなら、本来目的とされた用途の壁をぶち破りアイデアで勝負!バッグの形を損ねない封筒を収納アイテムに流用するなど、木下さんのようなユニークな発想はぜひお手本にしたい。

 

金光照子=取材・文

# Good Packing Guy# 封筒
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