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2018.08.28

たべる

ワインとの相性も◎! 夏に美味しいレティシアの「塩チーズケーキ」を手土産に


仕事でもプライベートでも、気の利いた手土産を持っていきたいシーンはたくさんある。そのための「あんちょこ」を、宮内庁在職経験を持つ中井操さんと作る企画。すべてお取り寄せ可能なので、みなさんぜひ活用を。

これはおつまみか、スイーツか? 死角なしの絶品「塩チーズケーキ」

「お酒に合う洋菓子を作りたい」――。
14年前の創業当時、東京・下馬にある洋菓子店・レティシアの女性店主は、大人が楽しめるケーキを追求。「塩チーズケーキ」を完成させ、今では遠方からも客が訪れる、同店の看板商品になりました。
ホールでも12cmと小ぶりな大きさ。お酒のおつまみとして皆で突きながら食べるのも良し。塩チーズケーキ2400円[税込]/レティシア 03-3424-1006
子供にも酒飲みの大人にも喜ばれる、万能のケーキ。この味はちょっと初めてかも……! と言わしめる納得の秘密がありました。
真っ白なレアチーズ部分は食感がふわふわ。クリームチーズの酸味に加え、塩味がしっかりと効いています。表面に粉糖がコーティングされているため、控えめながら甘さもバッチリ。酸味・塩気・甘味の絶妙なハーモニーが抜群で、赤ワインとのマリアージュだけではなく、白やシャンパン、ウイスキーにあてとしても楽しめそう。
中心部分にはドライいちぢくのコンポートがたっぷり。果肉のぷちぷち感も楽しめて、レアチーズとの相性も◎。下層部分のスポンジ生地とグラハムクラッカーの存在で一気に洋菓子らしさが増しますが、ひとつのケーキでお酒のつまみとしてもスイーツとしても楽しめる、初体験の一品に仕上がっています。
こだわりは味が濃厚なトルコ産のいちぢくと、店主が家庭でも日常使いするほど愛用しているというオーストラリア産の塩。素材選びから洋菓子の製造、販売までをひとりでこなし、決してアクセスが良いとは言えない立地にありながらも、レティシアは地方から多くの客が訪れる人気店として知られています。
女性店主の丁寧な手仕事を感じるパッケージ。電話注文すればクール便で地方発送してくれますよ。
ネット販売はしていませんが、電話で取り寄せも可能。性別も年齢も問わず、必ず喜んでもらえる手土産として最適なこの逸品。冷蔵庫でよく冷やして召し上がれ。
 
[問い合わせ]
レティシア

東京都世田谷区下馬1-12-4ワールドパレス祐天寺102
03-3424-1006
 
[選者プロフィール]
中井 操(なかいみさお)●宮内庁在職時代と秘書として活躍した経験から、日本が誇るたくさんの逸品を知る。特に秘書時代には「手土産」を用意する機会も多く、常にネタを探していたことも。現在は育児をしながら執筆業やメディアへの企画提案などを行っている。
鈴木泰之=写真 ぎぎまき=文


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