隣のオッサンは青いか?[夫婦編] Vol.65
2018.08.24
FAMILY

名前? 愛称? ママ? 夫婦間の“呼び方”ホントのところ調査

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付き合っている頃は互いに名前で呼んでいたけれど、結婚して気がつけば、互いの名前を口にする機会が少なくなった――。そんな話をよく耳にするが、実際のところ「夫婦間の呼称」はシチュエーションや時間の経過によってどのように変化するのだろうか。結婚5年目以上、子供のいる36〜44歳の既婚男性200人にアンケート調査を実施した(アンケート協力:アイリサーチ)。

「ママ」「お母さん」は子供の前だけ

「ママ」「お母さん」は子供の前だけ

まずは、「子供や他人がいるとき」と「ふたりきりのとき」のシチュエーション別に“妻の呼び方”を聞いてみると、以下のような結果となった。

<子供や他人がいるときの妻の呼び方は?>
・「お前」「きみ」などと呼んでいる 4.0%
・「ママ」「お母さん」などと呼んでいる 47.0%
・名前で呼んでいる 32.5%
・あだ名で呼んでいる 13.5%
・「ねえ」などと呼びかけるにとどまっている 9.5%

<ふたりきりの時のときの呼び方は?>
・「お前」「きみ」などと呼んでいる 5.0%
・「ママ」「お母さん」などと呼んでいる 23.5%
・名前で呼んでいる 45.5%
・あだ名で呼んでいる 16.5%
・「ねえ」などと呼びかけるにとどまっている 13.0%

ふたりにひとりは、子供や他人の前では妻のことを「ママ」「お母さん」と呼んでいると回答した。小さな子供は、周りの大人の言葉遣いを真似てしまいがち。自然と子供の前ではそのように呼ぶ人が多くなっているのだろう。その代わり、ふたりきりのときは、妻を名前で呼ぶ男性が多いようだ。

少し意外だったのが、たとえふたりきりであっても、妻に対して、「ねえ」などと呼びかけるにとどまる夫が一定数いるということ。年月を重ね、妻と“言わずとも分かる”関係になるのは素晴らしいが、名前まで“言わずもがな”になってしまうのは少し切ない気もする。

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妻に名前で呼ばれる夫はわずか2割

妻に名前で呼ばれる夫はわずか2割

次に、夫が妻から何と呼ばれているのかも併せて聞いてみた。

<子供や他人がいるときの妻からの呼ばれ方は?>
・「あなた」と呼ばれている 6.5%
・「パパ」「お父さん」と呼ばれている 58.0%
・名前で呼ばれている 20.5%
・あだ名で呼ばれている 13.5%
・「ねえ」などと呼びかけられるにとどまっている 8.0%

<ふたりきりのときの妻からの呼ばれ方は?>
・「あなた」と呼ばれている 6.0%
・「パパ」「お父さん」と呼ばれている 32.0%
・名前で呼ばれている 32.5%
・あだ名で呼ばれている 17.5%
・「ねえ」などと呼びかけられるにとどまっている 13.0%

どうやら夫を名前で呼ぶことに男性以上にハードルを感じている女性が多いようで、ふたりきりの時も「パパ」「お父さん」と呼ばれていると答えた男性が3割以上。「パパ」や「お父さん」と呼ばれると「自分も父親になったのか……」と感慨深いものがあるが、ふたりきりの時の妻にそう呼ばれてしまうと、名前やあだ名で呼び合っていた新婚時代が恋しくなってしまいそうだ。

夫婦の呼び名に変化が訪れるきっかけは……

夫婦の呼び名に変化が訪れるきっかけは……

最後に、「夫婦間の呼称」の変化について、夫たちから寄せられたコメントを紹介しよう。

「子供が産まれてから、パパママと呼ぶようになった」(38歳)
「子供ができてからは子供たちにパパやママという言葉を教えるために子供たちの前ではそう呼ぶようになった」(36歳)
「子供がいると夫婦間の呼び方を子供がいつまでも記憶するので、子供が産まれる事前に相談して決めた」(38歳)

やはり“子供の誕生”をきっかけに、呼称が変化した夫婦が多い。中には、子供への影響を考えて、夫婦間の呼び方をあえて変えたという意見もあった。一方で、こんな意見も……。

「私は変わりありませんが、妻は変わりました。いつもお父さんと呼ばれます。波平のような気持ちになります」(36歳)

父親として家族に頼りにされるのはうれしいこと。ただ、妻に「お父さん」と呼ばれることに一抹の寂しさを感じてしまうのもオトコの本音。少し恥ずかしさはあるが、たまには思い切って「名前で呼んで」と妻に伝えてみるのもアリかもしれない。

文=フジアマネ

# 呼び方# 夫婦# 隣のオッサンは青いか?
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