オレが楽しいと、家族も楽しい! -O父CHANS特別篇- Vol.21
2018.07.19
FAMILY

受験に就職。子供の将来設計の最重要タイミングは小学校入学直前だった。

37.5歳でパパになるキミへ「O父CHANSの心得」Vol.9
出産準備から小学校入学までの間、オレ中心ながらもきめ細やかな気配りで妻やこどもを満足させるスマートなオトーチャンズ。そんなオトーチャンズの心得を紹介するこの連載の第9回は、小学校入学前に心得ておくべきコトだ。

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「子供は小学生になってからが難しい」。

とは、9歳と12歳の子を持つ先輩オトーチャンズのぼやきだ。このぼやき、子供が生まれたばかりでひたすら「可愛い可愛い!」と浮かれている父には全く想像つかない世界であろう。むしろ小学生ともなればひとりで出来ることも増え、親離れで楽になると思われがちである。

しかし実際のところ、小学生からが「難しい」のである。小学生以降、愛する我が子に何が待ち受けているのか? そしてその難しい小学生になる前に、今オトーチャンズは何を心得ておくべきか?

 

子供の将来設計を真剣に考える

小学生からの難しさ、それは日々の生活が、進学や就職など子供の将来に直結してくる年齢になってきたということだ。そう「子供の将来設計」に関して真剣に考えなければならない時期を生きるのである。

そのとき、注意しなければならないのは、子供の将来について過去の自分の環境と重ねてはいけないことだ。「オレも小さい頃は遊んでばかりだったから、我が子も自由にさせよう」「オレは、中学から塾に入ったから、子供も同じ時期でいいと思う」という発想はきわめて危険だ。なぜなら、今の子供たちの教育環境は、オトーチャンズの子供時代とは劇的に変わっているからである。

この20年間の教育・受験関連の主なトピックスを並べてみよう。

どうだろうか? トピックスを読んだだけで明らかに自分の時代とは違ってきていることを認識できるだろう。

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もう一度小学生になるつもりでシミュレーションしてみる

「オレが楽しいと家族も楽しい」がオトーチャンズのモットー。ならば、小学校に入る前にすべきことは、自分がもう一度小学生になるつもりでその後の人生をシミュレーションすることだ。

まずは、変わりゆく教育環境についてしっかり知識を得ること。教育はもちろん、日本あるいは世界経済の動向も踏まえて20年後の未来を想像してみることだ。オトーチャンズは20年後はそのまま変わらずオジーチャンズになっているかもしれないが、愛する我が子はこの20年の生き方で次第でさまざまな人生のバリエーションがある。それを自分事化して妄想するのである。

オレがもしこの時代に6歳だったら、来たるべきサーフィンデビューのために水泳を始めておきたい。オレがもう一度大学入試するなら、AO入試でキャラ採用されるのを目指したい、などなど我が子の人生と自分を無理矢理重ねてみる妄想作業。これはこれで楽しいぞ。

そうした自分事化は、最終的に我が子の習いごと選択や進学の意志決定の時にも活きてくる。もちろん、最後に決めるのは子供自身だ。

ただ、やはり子供自身の意志決定はどうしても近視眼的になりがち。だからこそ、親が子供目線で人生を考え、かつ、子供に較べれば圧倒的に深い人生経験と考察力を持って、子供の人生の指南役になってあげるのだ。

繰り返すがその時重要なのは「子供目線」。今の学校環境と愛する我が子のポテンシャルを見極めた上で、子供の意志決定をシミュレーションすること。それができれば、仮に失敗や挫折があったとしても同じ目線で親身に接してあげられるだろう。そして、子供の人生を一緒に楽しむことで、様々な選択に後悔が少なくなるかも知れないのだ。

小学校に入ってから自分の子供時代との違いにアタフタするのでは、それこそ子供と一緒だ。オトーチャンズたるもの常に子供の先陣を切って人生の羅針盤となっておきたいものである。

 

島崎昭光=文 asacom.=イラスト

# オトーチャンズ# 小学校# 心得
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