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2018.07.15

たべる

おばあちゃんの“愛”を手土産に。ほっこり美味しい岩手の「生南部てんぽ」


仕事でもプライベートでも、気の利いた手土産を持っていきたいシーンはたくさんある。そのための「あんちょこ」を、宮内庁在職経験を持つ中井操さんと作る企画。すべてお取り寄せ可能なので、みなさんぜひ活用を。

おやつにもおつまみにもなる岩手版おやき「生南部てんぽ」

オーシャンズ世代なら一度は口にしたことがあるだろう、南部せんべい。丸く薄いパリパリとした食感のせんべいは岩手名物として有名ですが、その“裏メニュー”のようなご当地グルメはほとんど知られていません。
ということで、今回は知る人ぞ知る、南部せんべい乃 巖手屋の「生南部てんぽ」をご紹介。珍しい手土産として、子供から大人まできっと喜んでもらえますよ。
てんぽミックス箱入。くるみ味噌・じゃじゃみそ各7枚入り 2880円[税込]/南部せんべい乃 巖手屋 0120-232-209
南部せんべいと同じ南部鉄器の焼き型で焼かれる「てんぽ」ですが、歯ごたえはまるで正反対。小麦粉に熱湯を混ぜて練られた皮は、焼き餅のようにモチモチ。噛みごたえたっぷりで、言うなれば“岩手版おやき”。
ボリューミーで腹持ちも良く、食糧難の時代、保存食として重宝されていたという話にも納得の一品です。
皮からはみ出しそうな具の量。左●「じゃじゃみそ」、右●「くるみ味噌」
手土産としてオススメしたい「ミックス箱」に入っているのは、「生南部てんぽ」の“じゃじゃみそ”と“くるみみそ”。
「じゃじゃみそ」は盛岡名物「じゃじゃ麺」の甘辛い肉味噌がたっぷり入っていて、一方の「くるみみそ」は、地元で愛されるくるみを砂糖と味噌で混ぜ合わせ、甘じょっぱく仕上げています。
郷土料理をふんだんに活かした一品は、素朴で家庭的、どこかほっこりする味わいです。
パッケージには巖手屋創業者・小松シキさんのイラストが。
パッケージにデザインされているおばあちゃんは、巖手屋の創業者・小松シキさん。囲炉裏で南部せんべいを焼くのがおばあちゃんたちの手仕事だった昔、シキさんも「一家を飢えさせまい」とせんべいを焼き始めたのが巖手屋のはじまりです。
おばあちゃんたちの真心がこもった「生南部てんぽ」を、ぜひ手土産に。地元では子供たちのおやつや大人の軽食として愛されていますが、お酒との相性も抜群。ゆえに“ご家族”にはすべらない手土産となるのです。
オーダーはこちらから。
 
[問い合わせ]
南部せんべい乃 巖手屋
0120-232-209
[選者プロフィール]
中井 操(なかいみさお)●宮内庁在職時代と秘書として活躍した経験から、日本が誇るたくさんの逸品を知る。特に秘書時代には「手土産」を用意する機会も多く、常にネタを探していたことも。現在は育児をしながら執筆業やメディアへの企画提案などを行っている。
鈴木泰之=写真 ぎぎまき=文


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