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2018.06.28

たべる

武蔵浦和のワインバルで、ハリネズミ好きの看板娘にほのぼのした

看板娘という名の愉悦 Vol.20
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
毎週ひとり、とびっきりの看板娘を探すのはじつはなかなか大変なのだ。しかし、「あの店にいるよ」というありがたい情報を提供してくれる人もいる。
5月に取材した渋谷の「黒瀬」へお礼がてら飲みに行ったときのこと。マスターが「看板娘ならエリちゃんがオススメ。以前ここで働いていて、今は武蔵浦和のバルで店長をやっていますよ」とおっしゃる。
すばらしい。さっそく、向かいます。
駅前はこんな感じ。
武蔵浦和か。記憶をたどると、3年ほど前に別媒体で外観がユニークすぎる店を取材していた。気になる方は「武蔵浦和 中華富士」を検索してみてください。
東口を出て徒歩2分。目指す店に到着した。
こちらが「634和浦バル」。
店は5軒の飲食店が立ち並ぶ「VINES TERRACE」という小粋なスペースの一角にある。
店内も洒落た造り。
さて、「黒瀬」のマスターが話をつないでくれたのは、店長の竹山恵梨さん(28歳)。ここはワインの種類が“自称”地域最多ということで、駆けつけ一杯をいただく。
今オススメのワイン(700円)です。


2/4

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