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2018.06.24

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これがたった1億5000万円で入手可能! 最新式“洋上の迎賓館”の正体

セイラーになったからには、いつかはボートオーナーになりたい。しかもラグジュアリーなボートオーナーに……というときの一艇を紹介しよう。

ここ数年、日本でも大型パワーボートが数多く進水しているなか、プレミアムヨットと呼ばれるヤマハ イグザルトシリーズは、2009年のデビューから、既に100艇以上を数えているという。

イグザルトとは、「上質な歓び」を意味するが、文字どおり、ハイエンドなオーナーを魅了するプレミアムなヨットに仕上がっている。

たった、1億5000万円で手に入る。洋上の、最新迎賓館の正体


この上ない贅沢が味わえるヤマハのフラッグシップ。海を目指す男なら、絶対憧れる、至高の船。そんじょそこらのホテルより優雅な時間が過ごせるぞ。1億4700万円/ヤマハ発動機 0120-090-819


ここで紹介するのは、イグザルトシリーズの4作目となる最新作。フラッグシップとして開発されたサロンクルーザー、イグザルト 43である。全長43フィートということは、およそ15m。定員は15名。日本近海を走るパワーボートとしては、大型艇のクラスに属する。

艇内はメインサロンをはじめ、オーナーと大切なゲストのためのオーナーズルームが2カ所も。それぞれにシャワールームとパウダールームを備えるなど、すべてに上質な空間を追求している。

日本人らしい繊細な美意識や匠の技を駆使した滑らかで美しい曲面のフォルムはもちろんのこと、品質や性能にいたるまで、オーナーたちから熱烈な支持を得ている。



広々として、開放的なフライングブリッジでは、大海原と大空とを一体化したような感覚になる。

また、ドライバーズシートとナビゲーターシートを合わせ、10名ものメンバーが余裕を持って着座できるシートレイアウトを採用。気持ちいい潮風を浴びながら談笑できるスペースとなっている。



フライングブリッジのコクピットには、各種の計器類を大型液晶カラーディスプレイに集約して表示できる、ボルボグラスコクピット・システムを採用。

メインサロン内にあるコクピットにも、同様のシステムを搭載し、こちらには本革巻きのステアリングホイールを採用している。



フライングブリッジとメインサロン内のコクピットには、艇体を360°回転させたり、平行移動させたりすることが可能となる、画期的なIPSジョイスティック・システムを搭載。ジョイスティックを倒すだけで、風を読みながら、シフト、スロットル、操舵を同時に操作。



老舗の家具製作所が、銘木を惜しげもなく使ったメインサロン。壁面は古くからバイオリンやギターなどに使われてきたシカモア材を鏡面仕上げにして使用。

フローリングの床材にはウォールナットの無垢材が使われるなど、素材の高い質感が、シックな空間を生み出している。



艇内やスターン(船尾)のトランサムステップ下部の水中ライトなど、夜間ライティングされた状態を想定し、照明関係の配置や色使いに工夫が。自艇で過ごす夜の時間をいいムードに演出できることはもちろん、マリーナに停泊しているときも、絶妙に演出された愛艇が浮かび上がる。

豪華絢爛。こんな代物をたった、1億5000万円で手に入れられるなら安いもの!? ただ、注文が殺到してしまい、残念ながら今すぐに発注したとしても、進水式を迎えることができるのは、早くても2020年以降になってしまうとのことである。

 

ヤマハ発動機=写真提供

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