
春の主役アウターといえばコートだが、その着こなしを今っぽくアップデートする鍵はボトムスのボリュームにある。今季の街角で目立っていたのは、ゆったりとした太めのパンツを選ぶ洒脱な大人たちだ。
コートの軽快さとパンツのボリュームが織りなす、絶妙な黄金バランスをパパラッチ!
【写真11点】「春コートには太めのパンツを合わせるべし!」の詳細を写真でチェック ① 古着コートを太パンでモダンに昇華
コート、パンツ=ともに古着 ベスト=フォーサーティ シューズ=アレンエドモンズ 帽子=アンデルセンアンデルセン 腕時計=ロレックス
▶田中さんのスナップをすべて見る田中健志さん(41歳)古着のコートに同じく古着のワイドパンツを合わせ、雰囲気たっぷりに魅せた田中さん。上下ともにゆとりあるシルエットながら、インナーにフォーサーティのベストを挟むことで、着こなしに奥行きと引き締まった印象を与えている。
特筆すべきは足元のテクニック。アレンエドモンズのタッセルローファーとパンツの裾の間から、マスタードカラーの靴下を覗かせ、ダークトーンの装いに春らしいアクセントをプラス。古着の枯れた空気感を、現代的なボリュームと絶妙な挿し色で見事にアップデートした好例だ。

② 業界人が体現する、高密度なレイヤード術
コート=プラスフェニックス×フリークスストア ジャケット=フリーダ ベスト=フィルソン パンツ=カウラム シューズ=ヴァンズ バッグ=シティライツブックストア
▶板花さんのスナップをすべて見る板花洋平さん(44歳)フリークス ストアプレスの板花さんもパパラッチ。プラスフェニックス×フリークスストアの機能性コートを主軸に、ヴィンテージライクなフリーダのジャケットやフィルソンのベストを重ねた、非常に密度の高い上半身を作り上げている。
素晴らしいのはその重厚なレイヤードをカウラムのワイドパンツでゆったりと受け止めたバランス感覚。自社ブランドの機能性と、長年培われたアメカジへの造詣をミックスさせたスタイルは、まさに業界の第一線で活躍するプロならではの説得力に満ちている。

③ ユニクロ&GUで魅せる、賢いボリュームコントロール
コート、Tシャツ=ともにユニクロ ジャケット、パンツ=ともにジーユー シューズ=アディダス 帽子=ゴーシャラブチンスキー 眼鏡=ジェントルモンスター
▶ワタナベさんのスナップをすべて見るワタナベコウスケさん(43歳)ユニクロのコートにGUのワイドパンツを合わせた、高い審美眼が光るスタイル。ミニマルなデザインのコートに対し、パンツのワイドな裾が作るクッションが、着こなしに程よいリズムを生んでいる。ゴーシャラブチンスキーのキャップやジェントルモンスターの眼鏡といった、エッジの効いた小物使いで「普通」に終わらせないセンスは流石だ。
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