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2018.06.24

かぞく

デビューは0歳。“生粋のキャンパー親子”の過ごす日々



O父CHANSとレジャー【キャンプ編】 Vol.1
親子で野外レジャーを楽しむなら、キャンプがいい。ゼロから一緒にテントを建て、メシを作り、焚き火の熱をゆったりと浴びる。子供はオヤジの技を盗み、自然との触れ合いを経験する。まずはそんなキャンプの楽しみ方をベテラン親子の日々から探ってみよう。




広大な芝生にテントを張って、照明代わりのランタンと、ベッド代わりの寝袋をセット。自分だけの“サイト”を拠点に、日常を忘れて自然を味わう。まさにシーズンを迎えようとしているキャンプの光景だ。

そんなキャンプを楽しみ尽くす親子がいる。あまりの“キャンプ愛”から、自身もアウトドアブランド・Colemanに勤務する山中隆司さん(33歳)と、娘の結菜ちゃん(4歳)。ふたりのキャンプライフを覗かせてもらった。


キャンプを仕事にする父と、生まれた頃からテントを知る娘


「キャンプと出会ったきっかけは、趣味のバイクツーリング。長期休暇になると毎回、東京の自宅から地元の北海道までバイクで帰省してたんですよ。でも、北海道に1日でたどり着くのは難しいから、途中で宿泊しないといけない。そこで『キャンプ場を拠点にしたら楽しそうだし、安上がりだな』と思い立ったんです」(隆司さん、以下同)。

隆司さんのコレクションの一部。オールドランタンがずらりと並ぶ


「ちょうど、当時の状況にモヤモヤしていた時期で。いっそのこと『キャンプを仕事にしてしまおう』と思って、気づいたらColemanに転職してました(笑)」。

休暇中には必ずキャンプに行き、週末にも庭先にグリルを並べてバーベキュー。そんな父を持った結菜ちゃんも、ごく自然とキャンパーへの道を歩んでいく。

「結菜の初キャンプは生後半年。2歳の頃には、僕が途中まで片付けていたテントをいつの間にか畳んでしまっていたこともあって。驚きましたね」。

生後半年、結菜ちゃんの初キャンプ。


まさに生粋のキャンパー親子。ちなみに、二人姉弟である結菜ちゃんの弟は、若干3歳にしてキャンプの朝にコーヒーを淹れる役目を任されている。子供たちにとってキャンプは、生まれた頃から馴れ親しむライフワークとなっているようだ。



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