一日の〆としてドラマ鑑賞、休日には見逃してしまった名作映画を自宅リバイバル。しかも、借りる・返すという手間もない。そう、現代のドラマ・映画・中継は有料動画配信で見る時代へとシフトしており、さまざまなサービスが展開されている。
見逃すまいと時間を待ち望み、前のめりになってブラウン管を覗き込んだあの時代も特別なものだったが、現代では「見たいものを自分で選べる」のだ。なんとも素晴らしい時代になったものだ。
……が、ここで問題も発生する。我々アラフォー世代は、数多ある動画配信サービスから、いったいどれを選べば良いのだろう。若い世代と共通の話題を得るには？ トレンドの映画を見るには？ かつて自分が見たかったあの番組は見られるだろうか？ サービス選びに悩みは尽きない。
そこで、これら動画配信のサービスやラインナップを筆者、37歳のアラフォー目線でチェックしてみた。はたしてオッサンが楽しめる動画配信はどれなのだろうか？
そもそも動画配信サービスって？ その仕組みとメリット
まず動画配信サービスとは、を語る必要がある。ざっくり言えば、インターネットを通じてスマホやタブレット、ゲーム機、テレビなどで映像コンテンツを楽しめるサービスのこと。
基本的にはどのサービスも月額契約となり、契約期間中はサービスが配信しているタイトルが見放題（一部レンタル作品もあり）になる。レンタルショップなどへ足を運ぶ必要もなければ、それを返す手間もない。時間的ロスを減らすという意味では、まさに忙しい現代人に沿ったサービスだと言える。
人気の動画配信サービスの特徴と強みをチェック！
●メジャーな海外ドラマ、懐かしの日テレバラエティが楽しむなら「Hulu」
月額933円（お試し期間：2週間）
動画配信サービスの老舗
「Hulu」は海外ドラマのセレクトの良さが光り、『ウォーキング・デッド」や、女囚人たちの頭脳戦を描いた『ウェントワース女子刑務所』、カルト的な人気を誇るホラー（コメディ？）『死霊のはらわた リターンズ』など、ツボを押さえたラインナップで、深夜に見始めると、寝不足も不可避だ。
日テレ系バラエティも配信されており、無茶が許されていた時代の伝説の突撃系バラエティ『電波少年』が見られるのもHuluだけの特徴。テレビの勢いが凄かった時代を思い出すことができる。
●ここだけでしか見られないオリジナルドラマ・アニメがファンを呼ぶ「Netflix」
月額950円［スタンダード］（お試し期間：1ヶ月）
「Netflix」の最大の魅力はコンテンツ力。メジャーなドラマ・映画がそろっているが、オリジナル作品に力を入れており、現地マフィアとのトラブルにまで勃発した話題作『ナルコス』、人気ゲーム「悪魔城ドラキュラ」を原作としたアニメ『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』など、「Netflixだけでしか見られない」という付加価値の付け方が上手い。
2018年春からは、なんとあのデビルマンが配信されるというのである。これはたまらん。
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